北海道の幻のご当地ドリンク「タングロン」って知ってる?
「タングロン」という飲み物を知っている人はいるだろうか?
北海道札幌市にある「株式会社TKSタングロン」が販売しているもので、昆布エキスとりんご果汁と天然酵素が入った天然酵素保健飲料。天然酵素の働きで胃や腸の活性化を促し、子供から大人まで親しみやすいりんご味が特徴だ。
1本90mlというお手頃サイズで、北海道では給食に採用している幼稚園や学校もあるという。ちなみにタングロンという名前は、昆布を英語にした「tangle(タングル)」からきているそうだ。
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■北海道でも知名度は低かった…
しかし、その知名度があまりにも低いことが発覚。しらべぇ編集部が全国の20代から60代の男女1348人を対象に「タングロンを知っているかどうか」について調査したところ、知っていると答えた人は全国でたったの3%、北海道でも14%にとどまった。
北海道では、産直市場や温泉施設、新千歳空港などの計8カ所でしか売られていないタングロン。その存在を知っている北海道民は「給食で飲んだことがある」と話していたために、そうしたきっかけがない人たちはまだまだ知らないのだろう。
また、数少ない東京都民のタングロン認知者にも話を聞いてみた。
「小さい頃、北海道に住む親戚からよくタングロンが送られてきていたことを覚えています。夏休み期間中はプールから帰ってきたらタングロンを飲みながら涼む、というのが日課でした。
りんご味のタングロンですが、普通のりんごジュースよりもやや酸味が強くて、なぜかクセになるんですよね。天然酵素が入っているので、おいしくて飲み過ぎるとお腹を下してしまうこともあり、母から『1日1本までよ!』と言われていました」
公式HPの通販や、東京にある北海道のアンテナショップでも購入できるタングロン。まだまだレアな北海道のご当地ドリンクをぜひ味わってみてほしい。
(取材・文/しらべぇ編集部・サ乙)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年2月19日~2016年2月22日
対象:全国20代~60代のFacebookユーザー男女1348名