卒業式でほしい好きな人の「第二ボタン」 若者世代は無関心?
第二ボタンをもらえなくて落胆してしまった人もいるだろうが、卒業式ではいい思い出が作れることがなによりであろう。
今まさに卒業式シーズン。「好きな人から第二ボタンをもらう」というのは卒業式の定番に思われるが、「そんな甘酸っぱい思い出はない!」という人もいるかも…。だが、落ち込むことはない。
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■20代は第二ボタンに興味なし…?
編集部が全国20~60代の男女1348名に調査したところ、実際に第二ボタンのやりとりをしたことがある人は、わずか1割だったのだ。
年代別で見ると、50代男性の5人に1人がボタンのやりとりを経験したことがあるよう。
実際に第二ボタンをあげたことがある人の話では…
「欲しいと言われたのであげた」(50代男性)
「ねだられたので」(50代男性)
などツンツンした答えも目立った。一方、50代女性で回答しているのはわずか8%。嬉しくて覚えているのは、男性のほうなのかも知れない。また、ここで注目すべきは20代男女のボタンへの興味のなさである。
今の学生たちは、卒業後もLINEやメールなどで簡単に連絡が取れるため、それほど第二ボタンに思い入れがないのだろうか? ボタンなどに価値を見出していない世代なのかもしれない。
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■第二ボタンの淡いエピソード
本調査で、ボタンをもらったときのエピソードを詳しく答えてくれたのは、少女マンガ全盛期の30代の女性たち。
「中学時代の彼氏はモテる人だったので、卒業式は第二ボタンをもらいに来る人がたくさんいた。じつは卒業式の前日、彼は制服にずっとついていた第二ボタンを私にくれて、他の人には買って用意したボタンをあげていた」
「ずっと憧れていた先輩の卒業式でもらった。人気がある人だったので、事前に予約して確実にゲットした」
など、熱のこもった回答が目立った。
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■ウソつきの2割がボタンのやりとりをしたようだが…
また、モテる人とコミュニケーション能力が高い人、さらに美人やイケメンは、やはりボタンをやりとりしている割合が高かった。
そんな中、ウソをつくのがうまい人のやりとり率も2割を超えていたのだが…。これは見栄なのか、ある意味コミュ力が高いということなのだろうか。
第二ボタンをもらえなくて落胆してしまった人もいるだろうが、卒業式ではいい思い出が作れることがなによりであろう。
(文/Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代の男女1,348名