密かなパワースポット宮城県「金華山」に行くべき理由とは?
仙台近辺で観光を兼ねた初詣におすすめな場所。仙台市内なら大崎八幡宮や東照宮、少し足を伸ばして塩竈市の「鹽竈神社」が有名だが、密かなパワースポット「金華山」をご存知だろうか。
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■仙台市民も意外に知らない
「初詣に3年連続で行くと、お金に一生困らない」という言い伝えがある。しかし、記者が住む仙台でもその言い伝えについては知らない人が少なくない。そもそも金華山に行ったことないと言う人も多かった。
自動車専用道路を「石巻港南IC」で降り小一時間。市街地を抜けると、山深い峠道が延々と続き、それを抜けると鮎川港だ。
石巻市の中心部とは違い、まだ震災の跡を色濃く残した風景が多く見られた。港も駐車場もまだ仮設の状態。しかし、車は多数停められており、大勢の人が船の出発を待っていた。
金華山へ到着すると、周囲は港湾工事中で桟橋周辺はなにもない。桟橋から金華山黄金山神社までは徒歩20分だが、ボランティアの方が車で輸送してくれる。徒歩の人も車に乗る人も、大勢が神社を目指していた。
だが、観光客のサポートを行うボランティアの話では、震災前は全国から観光客が集まっていたそうだ。それが震災後は激減。それでも毎年少しづつ増えてはいるが、まだまだ途上である…とのこと。
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■パワーを感じる…
震源地から最も近い島である金華山。公式ホームページによると島にいた約40名のうち1名が怪我を負傷。明治期の御社殿は無事だった。
とはいえ甚大な被害を受けながら、私有地で援助が得られない中で復旧には時間がかかっているそうだ。今年2016年6月末に工事が完成する。完成を機会に多くの人に「パワースポット」として認知されて金華山に足を運んでほしい。
【金華山】
場所:宮城県石巻市鮎川浜金華山5番地
(写真・文/しらべぇ東北支部・うさくま☆ゆかち)