「ひとりH」のスタイルは家庭環境の影響が大きい?
人前で話される性質のものではないため、やり方は個人によって大きく違うと指摘されることも。
多くの男性と、一部の女性の日々の「潤滑油的遊び」と言えばマスターベーション(オナニー)である。猿を始めとする、多くの哺乳類で確認されているこの行為は、自我の形成や健康的な生活には不可欠とされ、意外に奥が深い。
しかし、人前で話される性質のものではないため、やり方は個人によって大きく違うと指摘されることも。
■3分の2は普通だと思っている
しらべぇ編集部が全国の20代~60代の男性681人に調査を行ったところ、「自分の自慰のやり方は普通だと思う」と答えたのは全体の67.4%。しかし、20代男性では54.5%になり、「普通ではない」と感じている人が多くなっていることがわかる。
たしかに何年にもわたって日夜ひとりで研鑽を積んだ場合、鎖国政策をとったかつての日本のように、独自のスタイルが生まれてもおかしくはない。
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■具体的に聞いた結果→人によって違いすぎた
しらべぇ取材班は複数の男性に話を聞き、「マスターベーションのやり方」を教えてもらった。
①イスに座って、あぐらをかいて
多くの男性に見られたパターン。想像通り、これが一般的な姿勢のようだ。
②ベッドにねそべって
ベッドや布団に寝そべる人も少なくなかった。「射精にいたる瞬間は、足をピンと伸ばす」(20代・男性)という人も。
③膝を立てて
床にティッシュを置き、その上に射精するタイプ。中には、頭を大きく床に近づけ、かるたを行う時の姿勢になって行為に及ぶ人も。
④膝を立てて片手をついて
③の変化形とも言える姿勢だ。なんでも「実際に性行為にできるだけ近い体勢でしたほうが、想像できて捗る」(20代・男性)らしい。
⑤横寝で
「普段とは違う刺激がたまんない」(30代・男性)という意見が。さすがにこの体勢になると、メインで用いる人は少ないのかも。
⑥お風呂やトイレで
プライバシーが確保されてるため、一定の支持層はいるようだ。また、風呂場ではティッシュが不要なのも高ポイント。ただ、「あまり時間をかけていると親にお腹痛いのかと心配される」(10代・男性)という意見も。
⑦床にこすりつけて
男性の中でまことしやかに語られる、通称「床オナ」。今回の取材でも確認できた。
紹介できる範囲でも、このように多様なやり方があった。中には自分の想像を越えたものもあるのではないだろうか?
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■家庭環境の影響を?
男性たちへの取材を通じてひとつの仮説が浮かんだ。それは「それぞれのマスターベーションの時のスタイルが、家庭環境に影響を受けている」というもの。
たとえば、自分の個室があったかどうか。あった人は普通に座って自慰行為に及べるが、兄弟と共有などの理由でそれがない場合は風呂場やトイレで行う他ない。
一方、人によってはプライバシーが大きく保たれた部屋である場合もあり、その場合はベッドに寝そべる、片膝を立てる、床にこすりつけるなど、より大胆な体勢で行えたようだ。
(取材・文/しらべえ編集部・岡本拓)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年2月19日~2016年2月22日
対象:全国20代~60代の男性681名
(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)