アパレル店員に「春物先取りして寒くない？」と聞いてみたら…
「三寒四温」という言葉のとおり、春の訪れを感じるような暖かい日がきたと思えば、翌日には急に冷え込む今日この頃。朝晩の冷え込みが辛くて、「冬物のコートをまだ手放したくない」という人もいるだろう。
そんな中、街中で先陣をきって春服に着替えたのはおしゃれ女子たち。「おしゃれは我慢」が合言葉のようだが、正直に言って辛くないのだろうか？
とくに、ショップ店員の女子たちはまだ真冬の2月中から「春を先取り」していたが…。そこでしらべぇ取材班は、アパレル店勤務の女性（23歳・彼氏ナシ）に聞いてみることにした。
■寒いうちから春服着て寒くないですか？→普通に寒い
―2月から春服を着ていたようですが、寒くないですか？
「普通にめちゃ寒いです。まあ、館内は暖房がついているので正直平気なのですが、裏にある休憩室行く時は羽織を持っていたりとかしますね。
でも、外では普通に寒いので、春物を重ねたり、ヒートテック着ます。前に春物のワイドパンツ履いた時は、風が通って寒かったので極暖スパッツ履きましたね（笑） インナーにはまだ春が来てないってところでしょうか」
―それでもなぜ着るのでしょう？
「だいたいアパレルは3月から春って感じで2月でセール展開終わるところも多いので、意識的にも春ですし、なにより冬服には飽きました。どれだけ寒くても、ウールのコートは3月以降は着たくないんです」
―お店に来るまで冬服で、来て春服に着替える人とかいますか？
「冬物のコートを着て来る人はいますが、正直おしゃれかと言うと『？』な感じですね…。アパレルなのにお洋服に詳しくない人って意外にいるんですよ。季節感ないなあって。
ショップ店員でも、店頭の服で来る人のほうがじつは少なくて、私服で来て店で着替えることは多いんですけど、基本はもうみんな春物ですね」
やはり、いくら寒かろうと「3月になれば春物を着る」ものらしい。「おしゃれは我慢」というのは正しいようだ。
（取材・文／しらべえ編集部・岡本拓）
