卓上煮干粉をかけて味変!神田の老舗立ち蕎麦屋が間違いない
今回は激選区神田の中でも絶対に外せない立ち喰い蕎麦屋を紹介しよう。
駅から少し歩いた大通り沿いにある『天亀そば』。この立地の上24時間営業なので朝昼のサラリーマンは勿論、飲み後の一杯やタクシードライバーの夜食など様々な場面で活用されているであろう。
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パワーみなぎる昭和な空間
昼時、中に入ると声が大きくハツラツとしたおばちゃん店員が一人で営業。前に並んでいた客が「天ぷら」とそばかうどんを省略していたので自分も「春菊」と注文。しかしおばちゃんは「そば?うどん?」と聞き返してきた。
どうやら前の客は常連客でおばちゃんは把握していたのであろう。そばと答え更に気になった自家製いなりも注文。おばちゃんの声と古いラジオから流れてくる昼時のAM番組が混ざったBGMが何とも心地よい。
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こだわりのつゆと天ぷら
待つこと1分。春菊そば380円と自家製いなり100円到着!!
茹で置き麺だがこの暖かくて鰹と昆布の出汁香るつゆが絡んだ蕎麦は体の芯まで染み渡る!! 春菊天もつゆに溶かして麺に絡めて食べるが、衣が主張していなく凝縮された春菊の香りがふんわり口に運ばれてくる。そばらしい! (素晴らしい)!
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卓上煮干粉をかけてみた
卓上に目をやるとコショウ的な色をした入れ物が。貼り紙を見ると「煮干の粉」らしい。卓上煮干の粉は初めて。貼り紙によると煮干はカルシウムたっぷりイライラ解消にも効果的。神田のサラリーマンのイライラもこの店が解消している模様。
七味と一緒にかける。かけ過ぎると苦々しくなっちゃうが適量かけると味が変わって更に楽しめる。
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自家製いなりも絶品
そして100円自家製いなり。中を割ってみると、、
五目!! 酢飯が程よく絡んでいて中の五目の食感もよいので蕎麦との相性バツグンでペロリと食べてしまった。この店のかげの名物かもしれない。
客を喜ばせる工夫を絶えず考えている神田の老舗立ち喰い蕎麦屋「天亀そば」是非足を運んでみてはいかがでしょうか!?
啜るか啜らないかはあなた次第です。
天亀そば
東京都千代田区鍛冶町1-7-9
(文/三拍子・高倉)