May j.が松田聖子の神曲「SWEET MEMORIES」をカバーして話題に
若い人は原曲とMay j.カバー版、どちらを気に入るのだろうか。
80年代に一世を風靡した、伝説のアイドルといえば「松田聖子」。松田聖子が歌った曲として代表的なものは「赤いスイートピー」「渚のバルコニー」、「青い珊瑚礁」などが上げられる。
だが、ファンのあいだでもっとも愛されている曲といえば、サントリーCANビールのCMにも使用された「SWEET MEMORIES」ではないだろうか。
■現役アイドルもカバーし話題に
最近では関ジャニ∞の渋谷すばるや、韓国音楽グループ・BIGBANGのG-DRAGONがカバーをし、話題となった。そんな聖子ちゃんの神曲を、2016年3月16日に発売されるMay j.がカバー。新アルバム「Sweet Song Covers」で、披露している。
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■原曲を知っている人の感想は?
このアルバムでは主に80年代にヒットした曲をMay j.がカバーしており、ほかにも太田由美の「木綿のハンカチーフ」や、松任谷由実の「春よ、来い」など、伝説の曲が収録されている。
Youtubeでもダイジェスト版でアルバムに入っている曲すべてを試聴することができるのだが、リアルタイムでカバーされた曲を聴いていた人はどう思うのだろうか?
80年代の音楽をいまでも愛し、元は聖子ちゃんの強烈なファンだったという横山さん(50代・仮名)に試聴してもらい話を聞いてみたところ、以下のコメントを聞くことができた。
「1曲目にいきなり山下達郎のRIDE ON TIMEをカバーしてますが、これは良いか悪いか分からないですね。元の声が全然違うんで…僕は正直原曲のほうが好きですよ。
2曲目の木綿のハンカチーフはいいですね。似てます。でも、やっぱり原曲のほうが好きです。
聖子ちゃんのSWEET MEMORIESは…やっぱり本物に勝てないですね。思い出の補正も正直あると思うんですけど、聖子ちゃんのあの甘く切ない声はMay j.でも徳永英明でも出せないですよ。
ほかの曲でいいなと思ったのは、久保田早紀の異邦人ですね。現代的にアレンジしていて面白いと思いました。
あと思ったのは、全体的に歌い方をあまりアレンジしすぎず、原曲をMay j.が尊重して歌っているのが良く分かりました。
きっとMay j.が自分の好きなように歌ったなら、もっと若い人向けな感じに仕上がったと思いますが、思い出を持っている僕たちオジサンにも気を使ってくれたのかな(笑)
このアルバムで80年代の曲に10代20代の若い人がもっと興味を持ってくれたら嬉しいですね。」
横山さんとしては全体的にやはり原曲が好きだということだったが、このカバーアルバムを若い人が手に取り、懐かしい曲を知ってくれればいいとのことであった。
若い人は原曲とMay j.カバー版、どちらを気に入るのだろうか? まずはダイジェスト版を聴いて、ジャッジして欲しい。
(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)