「妊活」経験者の割合を調査!30代女性は他人ごとじゃなかった
昨年12月、人気ロックバンド『マキシマム ザ ホルモン』のドラマー・ナヲ(40)が妊活の末、子供を身ごもったものの、流産になってしまったことを発表した。
ブログでは妊娠から流産にいたるまでの経緯や彼女の心境が細かに語られている。
「この年齢での自然妊娠確率、まさかの5%!それに対して流産確率、驚愕の40%。。みんなももし、本当に子供産みたい!って思うんなら、早め早めの行動をお勧めします!!」(ブログより)
「子供を無事に産むということは、本当にすごいことなんだな」と改めて気づかせてくれる内容だ。
女性の社会進出や、晩婚化に伴い、「妊活」の重要性が高まっていると言われているが、実際にどのようなことをするのか、知らない人も多いのではないだろうか。
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■1割の女性が妊活を経験
そもそも妊活とは、妊娠についての正しい知識を身につけ、カラダ作りや生活スタイルを整えることによって「自然に妊娠しやすくすること」を目的とした活動のこと。
しらべぇ編集部では、全国の20代~60代の女性670名を対象に経験者の割合を調査した。その結果、「ある」と答えたのは全体の10.3%。大半の女性は妊活をしたことがないようだ。
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■30代女性とっては身近な存在になりつつある
しかし、年代別でみると、30代女性は5人に1人が「経験アリ」に。決して他人事ではないと感じさせる数字だ。いつか30代になる20代の女性も、意識しておいたほうがいいだろう。
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■経験者に聞いてみると…
「妊娠したくても中々こどもができず、はじめて『妊活』を意識しました」
そう話してくれたのは、結婚5年目の29歳の女性。彼女は現在、不妊治療も行っている。
「まさか自分が妊娠しづらいカラダだとは思いもよらなかったですね。昔から妊活を実行していたほうがよかったのかなと思う時もあります。また、不妊治療や体外受精などの費用も大きく、経済的にも大変です…」
「避妊する方法」は学校の授業で教わることもあるが、「妊娠しやすくする方法」については教わることはあまりなく、自分のカラダが妊娠しやすいかどうかを考える人も少ないだろう。
将来こどもがほしいと思う人は、男性も妊活の対象になるので、パートナーとともに妊娠について学び、早めの妊活に取り組んだほうがいいのかもしれない。
(取材・文/しらべぇ編集部・ゾンビライターW.)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年1月22日~2016年1月24日
対象:全国20代~60代の女性670名