ショーンK氏のようにあとで困る?就職時の「ウソ」を検証

2016/03/18 21:00

ショーンK
画像はショーンK公式サイトのスクリーンショット

『報道ステーション』、『とくダネ』などにコメンテーターとして出演していた経営コンサルタントのショーン・マクアードル川上氏(ショーンK氏)が、経歴を詐称していたことが発覚。

「米テンプル大学卒業、ハーバード・ビジネス・スクールでMBA取得」などと自称していたが、そのような事実はなく、テンプル大学も卒業していないと言う。

ショーン・マクアードル川上氏は経歴詐称について「間違い」と釈明しているが、仕事を手に入れるためのウソが大きくなり、撤回できなくなったのではないかとの指摘が。

一般人でも、就職の際に意中の会社に入るため「ウソ」をついたことがあるのではないだろうか?



 

■就職活動の際にウソをつくことについてもいいと思う?

そこでしらべぇ編集部では「面接やエントリシートなど、就職活動の際にウソをつくことについていいと思うか」聞いてみた。

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結果、もっとも多く「ウソをついてもいい」答えたのは20代女性で40.4%、続いて20代男性の33.1%と続く。どうやら、20代は就職活動の際につく「ウソ」に寛容なようだ。

実際にウソをついて意中の会社に入った人も少なくないのかもしれない。


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■どんなウソをついた?

実際にどのようなウソをついたのだろうか。経験者に聞いてみた。

「面接でスポーツ経験を聞かれ、とっさに『高校時代野球部に3年間所属していました』 と言ってしまいました。どうせバレないだろうと思っていたけど、入社後『野球やってたんだよね? 野球部入らない? 』と誘われてしまって。『肩を壊してしまって投げられない』とウソを重ねて難を逃れましたが、ウソをついたことを後悔しています」(30代男性)

「転職の面接時、本当は給与に不満で退職したのに『新しい世界で力を試したくてなったのでやめた』とウソをつきました。 結局合格し、現在はその会社に勤務していますがとくになにも言われません。バカ正直に話していたら落ちていたと思いますよ」(40代男性)

「面接時、 『学生時代に力を入れていたことは? 』と聞かれて、とくになにもなかったのですが、『法律の勉強を重点的にしました』とウソをつきました。その後いろいろ突っ込まれてしどろもどろになり、不合格に。やっぱり変なウソは付くべきではないですね」(20代男性)

「エントリシートに『やる気だけなら応募者の誰にも負けない』と書きましたが、実際はそんなにやる気がありませんでした。ですが、その文言がえらく上層部に気に入られてしまい、合格。それはよかったのですが、ことあるごとに『お前のやる気はそんなもんか』となじられ、嫌気がさしてやめました。ホント、あんなこと書かなければよかったです」(40代男性)


正直に話して損をするケースもあるようだが、厄介なことになることのほうが多いよう。 とりかえしのつかないウソは避けたほうがよさそうだ。

(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2015年6月20日~2015年6月24日
対象:全国20代~60代の男女1666名

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