米沢の「豆乳入り甘酒」が絶品!源泉掛け流し温泉を堪能後に
山形県米沢市と言えば、真っ先に「米沢牛」「冷やしラーメン」が思い浮かぶかもしれない。だが、魅力はそれだけではない。
もしも米沢に行ったら、ぜひ「小野川温泉」にも行ってみてほしい。蛍の里でもあり、じつは小野小町ゆかりの街なのだ。
小野小町が父を探し、京都から東北に向かう中で病に倒れたとき、小野川温泉につかって病を癒したという伝説が残っている。
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■源泉掛け流しでゆったりと
小野川温泉までは、新幹線が通っている米沢駅からバスで30分程。2時間に1本程度しかないので、時刻表の事前確認はマストだ。
小野川温泉は、見所や遊びどころが盛りだくさん。各種温泉に気軽に入れたり、夏には蛍祭りや田んぼアートが開催され、冬にはかまくらでラーメンが食べられたりする。
年中楽しめる場所だが、人もそこまで多くないため快適で過ごしやすい。さて、共同浴場の『滝の湯』に到着。なかなかワイルドな出で立ちである。
250円でチケットを購入して、立ち飲み屋のような感覚で入湯できる。温度は42度なので少々熱く感じるかもしれないが、源泉かけ流しでお肌つるつるに。また、無料の足湯も。
【滝の湯】
山形県米沢市小野川町2518-1
営業時間 9:00~21:30
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■豆腐屋で味わうソフトクリームに甘酒
そ温泉巡りが終わったら、今度はお腹を満たしたくなるところ。小野川温泉名物「ラジウム玉子」「玉こんにゃく」で舌鼓だ。
さらには、豆腐店『佐藤豆腐』にもぜひ寄ってみてほしい。
名前の通りお豆腐も販売しているが、ここのソフトクリームと「くるっぴい」というサンデーのようなものが人気。
そして、もうひとつの人気商品が「豆乳入り甘酒(200円)」だ。
アルコールは入っておらず、お豆腐屋の豆乳ということもあり濃厚クリーミー。コップの底には酒かすが入っており、骨の髄まであったまる。
温泉に入り身体を温め、豆乳入り甘酒で芯まで温めておけば、一日中ぽかぽかしたまま過ごせるだろう。
【佐藤豆腐屋】
山形県米沢市小野川町2788-1
営業時間 8:30~18:30(日曜営業)
(取材・文/しらべぇ編集部・松岡佑季)