驚愕!コンビニの「ラップおにぎり」はおばちゃんが手で握っていた
多くの人が日常的に利用する場所、コンビニ。中でもおにぎりは日本人であれば一度は食べたことがあると思うが、一部のものはよく見る「包装紙フィルム」ではなく「ラップ」で包まれていることをご存じだろうか?
なぜ、おにぎりによって違いがあるのだろうか? 取材班は大手チェーンのファミリーマートに問い合わせてみた。
■ラップの理由→商品の特性上、手で握っているから
「『半熟たまご』を使用した一部の商品は、内容物がつぶれてしまわないよう、工場でひとつひとつ手で握らせていただいております。これは半熟たまごがその性質上、機械で行うと潰れてしまう場合があるからです。
『弱くやればいいのでは?』という疑問が浮かびそうですが、機械で弱く行った場合、米がたまごにうまくくっつかず、今度はおにぎりとしての耐久性を確保できません。
上記のような理由から、弊社では全国にある工場でパート従業員たちが手作業でにぎり、ラップで包んでおります。半熟たまごを使用した商品がラップで、他のおにぎりと違うのはそのせいです。
HPでは公表されていないので、知らない人も多いかもしれませんね」
この機械化の時代にあって、なんとひとつひとつ手で包まれていたらしい。つまり、本当の意味で「おにぎり」だったのだ。コンビニで「ラップに包まれたおにぎり」を見かけた際は、ぜひパートのおばちゃんたちに感謝を捧げ、味わって食べよう。
(取材・文/しらべえ編集部・岡本拓)