お風呂の「シャワー派と湯船派」が激突 勝敗はいかに…
地域による環境の変化は、あまり関係ないのかもしれない。
日本人なら、ほとんどの人が毎日お風呂に入ることだろう。冬は体を温めてくれて、夏は汗を流してサッパリ。「日本人に生まれ本当によかった」と思う人がいるほど、お風呂文化は定着している。
しかし、「湯船を沸かすのはめんどくさい」とシャワーで済ませている人も中にはいる。「シャワー派」と「湯船派」、日本人はどちらが多いのだろう?
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■お風呂は湯船派が圧倒的
しらべぇ編集部が調査を行ったところ、男女別ではともに約3割がシャワー派と回答。
両者とも湯船派が圧倒的に多かったわけだが、男性との差がほとんどないにしても「女性は湯船のほうが好き」というイメージはなんとか守られた。『ドラえもん』のしずかちゃんも納得の結果だろうか。
少数派のシャワーであるが、最大のメリットはやはり時間がかからないこと。夜遅くに帰宅する人にとっては、シャワーは非常に便利だと言える。
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■お風呂と年齢は比例している。
年代別で見るとシャワーを支持しているのは20代が一番多く、一方で湯船を最も支持しているのは60代。年齢に応じて比例しているのが見てとれる。
年齢を重ねると、カラダに様々な症状が出てくる。肩こり、腰痛、高血圧、冷え性などを和らげる効果が期待できるのは、湯船のほうであろう。そうしたことからも、年配層は湯船派が多いのかもしれない。
だが20代で4割もシャワー派がいることを考えると、20年後、30年後になればシャワー派が多くを占めて逆転することも、可能性としてはあるだろうか。
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■千葉県はシャワー派が最も多い
日本の代表的な主要都市を中心に都道府県別に見ると、最もシャワー率が多いのは千葉県となった。
北海道など、寒い地域では湯船派が多いのかと思われたが、それほど多いわけでもなく平均値である。
一方、南にある福岡は比較的暖かいはずだが、シャワー派が最も少ない結果に。地域による環境の変化は、あまり関係ないのかもしれない。
(文/しらべぇ編集部・ふふふふ)
対象:全国20代~60代の男女1348名