お金の貸し借りで絶縁も…友人の「ありえない裏切り行為」
お金はトラブルひとつで、大きな信頼がいとも簡単に崩れる怖さを持っている。
しらべぇ編集部が「お金が原因で、家族や友達との関係が悪くなった経験」があるかのアンケート調査を実施したところ、全体では18.3%が該当した。
お金の貸し借りには慎重になっている人が多いはずだが、男女年代別では50代の男性が3割と他を大きく引き離す結果に。
社会的に一定のポジションにいる人は、お金を目当てに近寄ってくる人も増えるのかも。経験者にお金トラブルの体験談を聞いてみると、様々な話を聞くことができた。
■「貸したのに返ってこない人」と「借りたのに返さない人」
一番多いのは、お金を貸したのに返してもらえない話だ。
「お金を貸したが、そのあと音信不通に」(男性20代)
また返さない側の人は以下のように…
返す気があっても、お金の工面ができなかったのか。それとも、最初から踏み倒す気だったのか?
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■知らないところで借金…最終的に家族に迷惑を
家族が知らないところで借金を作ると、最後には多大な迷惑をかけることになる。
「弟が借金をしていて、家族親族に金を無心してきた。これが原因で縁を切った」(女性40代)
「自分で作った借金を親に肩代わりさせ、妹にまで迷惑をかけた」(男性50代)
「自分で返せば問題がない」と気軽に消費者金融でお金を借りても、返済ができなくなると家族を頼るしかなくなる。信用を失うことにもなるので、気をつけたいものだ。
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■「金の切れ目が縁の切れ目」は夫婦の間にも
なんらかの理由で失業し収入がなくなると、夫婦間で亀裂のようなものができかねない。
「失業してお金が稼げなくなり、離婚に至った」(男性50代)
「主人が失業中に給料がなくて荒れていた」(女性20代)
「金の切れ目が縁の切れ目」は夫婦の間でもあるようだ。将来のことを考えると、収入がなくなることは大問題である。パートナーが不安になる気持ちも理解できるだろう。
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■マルチ商法で家族崩壊!
また、マルチ商法など怪しいビジネスに手を出した例もあった。
「妹夫婦がねずみ講まがいなものにハマり、親や親戚がお金を投資してしまった」(女性60代)
「マルチ商法を進めてきたので絶縁した」(男性30代)
すべての人間関係を破壊するほどにハマる人もいるので、この手の話には要注意だ。
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■信頼する友達にも警戒が必要!?
最後に、信用していた友人から「とんでもない裏切り」をされた話をご紹介しよう。
「かばんを置いたままトイレに行っている間に、友達に財布の中からお札を抜き取られた」(女性20代)
手癖が悪い人を見抜くのは、友人であってもむずかしいようだ。
お金の貸し借りは、できるだけしたくはない。しかし、生きていくのに必要なお金に困ったときには、誰かに頼るしかない場合もある。借りる側も貸す側も、ある程度の覚悟を持つのが大切だ。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年2月19日~2016年2月22日
対象:全国20代~60代の男女1,348名