医大生に下半身を御開帳…大学病院での男女別「トラウマ診察」

オトナ

2016/03/28 07:00

©写真AC
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人生の中で一度は訪れたことがあるであろう「大学病院」という場所。最先端の医療機器が揃い、高いネームバリューゆえ進んでいく人も多い。

しかし、中には「大学病院の診察でトラウマになった」と主張する人もいるらしい。それは一体、どういうことなのだろうか?


 

■トラウマエピソード2選

しらべぇ取材班は「大学病院でのトラウマ」を持つふたりの男女に話を聞いた。

①29歳女性Kさんの場合

「切迫流産と診断され、大学病院に通っていた時の診察です。下半身を丸出しにしていた時、カーテンの向こうから男性数人の声が…嫌な予感がしていたら、さーっとカーテンが開けられ、医学生と思われる若い男性が4人も。


顔もあそこもばっちりと見られ、全身から血の気が引く思いでした


②25歳男性Nさんの場合

「自分はもともと低身長で、成長してるかどうか半年に一度、大学病院で検査していました。すると小6のある時、『睾丸の大きさを確認したい』と言われました。恥ずかしかったけど当時の僕には断れず…。


すると、 女性看護師が何人も集まってきてじっくり見始めたのです。子供とは言え、自我も芽生え始めている頃なので超恥ずかしかった…。今だったら逆に『ご褒美かもな』と笑い飛ばせますが、消化するのに時間がかかりましたね」


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 ■現役医師に聞いてみると…

医療行為だとは頭では理解しつつも、感情的に反応してしまう人が一定数いることがわかった。では、大学病院内では「研修医・医学生・看護師に集団で見られること」を拒否することは可能なのだろうか?

和歌山県内の病院に勤務する男性(20代)に話を聞くと…

「産婦人婦人科のほうは状況的には難しいですね。診察の際、立っていたのが研修医なら、大人数ならちょっとは配慮するべきかもしれませんが、基本は許可なんかとりません。


なぜって、研修医も医者ですから。医療行為としてエコーできるようになるにはまず見学から入ります。どんな仕事でも最初からできるってことはないでしょう。


とくに研修医は基本的に指導医のベテラン医師と組んで動くのが基本スタイルなので、1人2人の研修医がいることは仕方ないことなのかもしれません。


大人数なら許可を取るくらいはした方がいいにしても研修医は一応医者なので変なことされない限りは診察の場にいても仕方がないものです。看護師も同じくですね」


■医大生の場合は?

医学生の場合は基本的に許可を取ることは多いと思います。それは医学生である以上は勉強として見学するのは当然ですけど、医療行為として不可欠ではないから。


ただ、医学生がいる大学病院ってのは基本的に大学の付属病院である以上は、未来の医者になるために協力してもらうのが前提の病院であることも理解してほしいです。


それが嫌なら研修医のいないような小さい病院に行くしかないかも。理由もなく、研修医をいきなり追い払うように言いだしたら『逆になんだこの患者』って思われても仕方ないでしょうね。


女性側の気持ちももちろんわかりますけど、若手医師の成長のためには必要なことだと思います。まあ、女性医師しかいないのを売りにしてる産婦人科もあるし、どうしても嫌ならそういう医院に行くほうがいいと思います」


大学病院は若い医師の育成を担う場所であり、それは一般のクリニックではまかないきれない特性と言える。そのため、前述の女性Kさんの主張は、大学病院の性質を知らなかったとはいえ筋違いとは言わざるを得ない。

今後、出産や見られて恥ずかしい場所の治療を考えている人は、病院の性質を理解した上でセレクトするようにしよう。

(取材・文/しらべえ編集部・岡本拓