新型トイレの発表会で高齢化や掃除の頻度について聞いてきた
トイレ博士・佐藤満春です。
LIXILが発表した、トイレの新商品発表会に行ってまいりました。
機能的な説明は前半で書かせてもらったので「質疑応答」のレポートをお届けします。
トイレ界激変か!立ちション対策まで考えられた新型トイレ
http://sirabee.com/2016/03/22/100125/
新商品発表会はTV、ラジオ、新聞、ネット、などなど様々な媒体の記者が来ています。場合によっては芸能人を呼んで大々的に展開する企業も。よく情報番組の囲み取材で最近の時事について、あーだこーだー記者に質問されている様子が
放送されることがありますが、あれは何かしらの「新商品発表会」であることが多いです。
もちろん、シンプルに新商品の機能性を発表するだけの会もあります。今回のリクシルさんの新商品発表会は後者で、非常にシンプルでした。
質疑応答の時間も、機能的な質問が多かったです。
私、トイレ博士がした質問は以下の3点。
・これだけ綺麗を持続するトイレともなると、掃除の適切な頻度は?どのくらいに一回なのでしょうか?
・節水の技術は今後も向上するのでしょうか?
・高齢化の対策はしていますか?
すぐさま答えが返ってきました。
・適切な掃除の頻度
→明確な規定は無いが以前より掃除がしやすくなっている。水が流れるところは、綺麗な状態を保てるが、どうしても水の流れない部分(便座の蓋の上など)に埃はたまっていくので、そういったところを掃除するタイミングで、便器を掃除する位でいいのではないか。
・節水の技術は今後も向上するのでしょうか?
→節水の技術はは現在4リットルで洗浄する形をとっているが、技術的には更なる節水は可能だが、配管の中のことなどを考えると、4リットルまでにしておくのがちょうどいいのではないかと、判断している。
・高齢化の対策はしていますか?
→掃除をしやすくする、ということも高齢化に向けての1つの答えだと思っている。ベッドの傍に設置しやすいトイレも考えている。臭いについて技術を進めているのはそういった意味合いもある。リモコンの表示や使いやすさも気をつけている。
こんな形でした!
トイレ博士の記者発表デビューとしては聞きたいことをズバっときけたのではないでしょうか?前後半に渡ってお送りして参りました。また新たなトイレ現場に顔をだしてこようとおもいます!
それではまたどこかのトイレでお会いしましょう。
ジャー。