インテリとオタクの「メガネ着用率」…どっちが多い?
目が悪くなる原因として「勉強のしすぎ」や「アニメ・漫画の見すぎ」と指摘するのは、必ずしも正しいものではないのかもしれない。
メガネは今や、ファッションのオシャレアイテムとしても多くの人に利用されている。メガネをかける、かけないでは、人に与えるイメージが大きく変わってくることも。たとえば、メガネ姿の人を見たときに、このような印象を抱く人もいる。
・「メガネ=インテリ」
・「メガネ=オタク」
あくまでイメージにすぎないのだが、一部の人たちが抱くこうしたメガネイメージは果たして正しいのだろうか? しらべぇ編集部では、調査によりその事実を確認してみることに。
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■インテリはちょっとだけメガネ率が高め
まずは、「メガネ=インテリ」の調査から。メガネ姿は知的に見えることから、インテリだと連想する人もいることだろう。では、実際にメガネをかけている人は賢いのか。
調査結果を見ると、「メガネ利用者の賢い/賢くない」率の差は、わずか6%ほどだったのである。
わずかな差こそあるものの、微小であることから「メガネ=インテリ」は幻想にすぎないと考えることができそうだ。
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■メガネ=オタクではない
また世間では、「メガネ=オタク」という認識を持つ人も少なからず見られる。
一般的にオタクとは、アニメや漫画などの趣味に極端に傾倒する人たちのことを指すことが多い。メディアなどの影響からか、その見た目はメガネ、リュック、チェック柄のシャツがトレードマークの「アキバ系ファッション」を思い起こす人もいるだろう。
そのオタクイメージが正しいのかどうか、「メガネ着用率」と絡めて調査してみた。すると…
こちらもインテリと同様に差があまりないことから、あくまでもイメージであって事実ではなかったとわかるだろう。
このように、メガネをかけているからといって賢いわけではないし、オタクだとも言い切れない。だが、メガネひとつでそうした印象を持たせることができると考えると、ファッションアイテムとしてのメガネの効果はすごいと思わされる。
ちなみにだが、この調査結果を見る限りでは、アニメ・漫画嫌いの人でもメガネ着用率が6割を超えている。目が悪くなる原因として「勉強のしすぎ」や「アニメ・漫画の見すぎ」と指摘するのは、必ずしも正しいものではないのかもしれない。
(文/しらべぇ編集部・ふふふふ)
対象:全国20代~60代の男女1,352名