「トクホ」好きな人たちが判明!世代差よりも大きかったのは…
特定保健用食品、いわゆる「トクホ」は、ペットボトル入り飲料やスナック菓子など、今や数多くのジャンルで製造・販売されている。コンビニやスーパー、自動販売機、またテレビCMなどでも目にする機会が多いだろう。
しかし、その機能もあってか、一般的な商品よりはややお高いトクホ商品。いったいどのような人たちが選んでいるのだろうか?
しらべぇ編集部は、全国20〜60代の男女1348名に調査を実施。トクホファンの解明を試みた。
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①男女差はほぼナシ
男女ともおよそ2割が「同じような商品ならトクホを選ぶ」と回答。女性のほうがわずかに高いだけで、有意な差はないと言っていい。
また価格の問題もあってか、約8割はあえてトクホを選ぶことはないようだ。
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②世代差もほぼナシ
健康意識は、「年をとるほどに高まる」という印象があるだろう。しかし、トクホの購入という点においては、まったくと言っていいほど世代差が見られない。
たとえば、血圧や中性脂肪など生活習慣病にまつわるトクホの場合、高齢者はすでに医師の指導や薬で対処している人が多いせいかもしれない。
またトクホ市場(≒健康志向)は決して高齢世代だけのものではなく、2、30代も一定の興味を持っていることがわかる。
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③年収では1割近い差が
今回の調査で大きな差が見られたのは、年収別の回答。2割を切った年収300万円以下の層に対して、1000万以上の人はおよそ10ポイント、トクホを選ぶ人が上回った。
「コンビニなどで買い物する際、数十円の価格差をあまり意識しない高年収層が、どうせなら健康になりたい思いで買う」
というのが、トクホの選ばれ方なのかもしれない。年齢差はほぼないので、どの世代においても稼ぎが多い人は「どうせならトクホ派」が多いと言えるだろう。
(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年2月19日~2016年2月22日
対象:全国20代~60代の男女1,348名