「高所恐怖症」はお金持ちに多い?年収で明らかな違いが
「〜恐怖症」と言われるものの中でも、よく知られているであろう「高所恐怖症」。日本でも高層マンションや高いビルなどが建設され続けているが、高いところに恐怖を感じて生きている人はどれくらいいるのだろうか?
しらべぇでは、全国1352人を対象に「高所恐怖症」の人がどれくらいいるのか調べてみることに。
■男性に高所恐怖症の人が多い
男女別の調査で明らかになったのは、若干ながら女性よりも男性に高所恐怖症の人が多いということ。
女性は妊娠なども経験するため肝がすわっているとよく聞くが、この結果にもそうしたことが表れているのだろうか?
実際に高所恐怖症だという人に話を聞いてみると…
「彼女とのデートで、東京タワーとかにある足元がガラス張りのところに行くと、本当は怖いのに『怖くない』と強がっていますね。 彼女はキャーキャー言ってるけど、たぶん俺のほうが内心ビビってる気がする(笑)」(20代男性)
「高所恐怖症だけど、ジェットコースターでは高所恐怖症の症状が出ないんですよね。 富士急ハイランドのFUJIYAMAとか大好きだし。そういうときには、高いところが怖いって考えてるヒマがないのかも」(20代女性)
高いところが怖いのにも関わらず、彼女の前ではかっこよくいようと強がっている男性もいることがわかった。一方で、「高いところ怖い!」と言っている女性の中には、本当は怖くないのにキャーキャー言っている人もいるのかも…
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■年収1000万円以上の半数が高所恐怖症だった!
また年収別の調査では、年収1000万円以上の人の半数が高所恐怖症だという事実が明らかに! 高年収層の中には、高層マンションなどに住んでいるイメージもあるだろうが、高所恐怖症は大丈夫なのだろうか…?
高い場所から夜景を観たり、高みにのぼったと下を見下ろすのが好きなのかと思いきや、そうとも限らないようだ。
高年収の人は恐怖を感じながらも、周りに自分の地位やポジションを示すために、無理して高層マンションに住んでいる人もいるのかもしれない。
さらに言えば、お金持ちの遊びといえば「ヘリコプターで夜景」「スカイダイビング」など、高い場所で楽しむレジャーが思いつくのだが…2人に1人が高所恐怖症だと考えると、楽しめているのだろうか…
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■高所恐怖症になる原因とは
高所恐怖症になってしまう原因は、「幼い頃に高いところから落ちた」「テレビで高いところから落ちる人を観た」などのトラウマが一番の原因だという。
また、想像力が豊かな人も「落ちたら死んでしまうのでは…」などと考えてしまい恐怖を感じやすいとも言われているが、高いところに行って恐怖を感じる心理そのものは、誰もが持っているもの。
実際、身の危険がせまっている状況でない限り、高所恐怖症による恐怖は10分ほどでおさまるとも言われているので、必要以上におびえたりせず、うまく付き合ってみてほしい。
(文/しらべぇ編集部・山吹彩野)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年3月20日~2016年3月24日
対象:全国20代~60代の男女1,352名