「実質0円」廃止で知っておきたい!格安スマホってどうなの?
総務省の要請によりスマートフォン(以下スマホ)・携帯の大手3キャリアが「実質0円」を廃止して2ヶ月。
これは「機種代はかかるものの、それと同じ分だけ割引があるため、実際には機種代が無料になる」という仕組みのことで、ユーザーにとって大きなメリットがあった。しかし、それが廃止され、端末代金の高いスマホが手に届きにくくなっている。
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■格安スマホを買ってみた
そんな今、注目を集めているのは1万円以下の格安スマホだ。しらべぇ取材班も、「実質0円」廃止後に購入してみることに。
格安スマホの中で選択したのはWindows 10 Mobile搭載の「Diginnos Mobile DG-W10M」。端末代金は9,241円(税抜・記事公開時点)だ。
左が格安スマホ。右のiPhone6よりも少し大きい。5インチの画面と、約800万画素のリアカメラ、約200万画素のフロントカメラが搭載されている。
本体は黒だけでなく、白とブルーのケースがついているため、気分によって着せ替えすることができる。
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■気になる機能・性能は…
①カメラ
実際にカメラで撮影するとこんな感じ。iPhoneと比べても、そこまで見劣りする印象はなさそうだ。
②ゲーム
全体的にロースペックなのが影響してか、やはり操作性には難あり。とくにシューティングなどのタイミングを必要とするゲームをするとカクカクしてミスを連発してしまうことがあった。
スマホで熱心にゲームをする人には、あまり向かないのかもしれない。
③メールやネット閲覧など基本機能
一方、メールやWebページの閲覧は、意外にもスムーズ。同時に、Word、Excel、PowerPoint、OneNoteもデフォルトで搭載されているため、社用の電話としても使用できそうだ。
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■電話・メールなどであれば十分
やはり高額のスマホに比べると、スペックの低さが目立ってしまった今回の調査結果。
しかし、搭載されているOS・Windows 10 Mobile自体が新しく、発展途上のOSであることも原因になっている可能性もあるので、今後進化していく可能性は十分にあるだろう。
Androidなどでも1万円以下のスマホが販売されているので、気になる人は機種変更の際にチェックしてみるといいだろう。
(取材・文/しらべぇ編集部・後藤あい)