埼玉名物「ゼリーフライ」がウマすぎ!想像と違う味が…
B級グルメでも有名な埼玉県。関東三大名城の忍城で有名な行田市界隈には、赤ちゃんからお年寄りにまで好まれているローカルフード「ゼリーフライ」が存在する。
その名前から、甘いゼリーが入っているのではないかと思われるかもしれないが、そうではない。ヘルシーな素材を使った健康にもいい食べ物なのだ。
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■行田市にあるゼリーフライの正体は?
ゼリーフライは、日露戦争で中国から戻ってきた方が、現地の野菜まんじゅうを元にアレンジしたと言われている。豆腐のおからとジャガイモ、長ネギやニンジンを練ってフライにした食べ物で、これが行田に根付いていったようだ。
お金の銭の形に似ていることから、「ゼニフライ」が訛り「ゼリーフライ」と言われるようになったとも。
材料を見ても健康食品そのものだが、ソースの濃いめの味やカリッとした食感もいいため、離乳食や学生のおやつ、介護食としても好まれている。
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■レトロなお店でゼリーフライを実食!
行田市駅から徒歩15分のところにある『かねつき堂』は、ゼリーフライを提供する代表的なお店。
レトロな雰囲気の外観も趣があっていい。
お目当てのゼリーフライは、1人前200円(2個入り)とかなりお手頃だ。そのほかのフライメニューも種類が豊富で、気になるものばかり。
そして、まるまる銭型の揚げたてゼリーフライが登場! 手のひらサイズでかなり大きい。
半分に切ってみると、ジャガイモのボリューム感が半端ない!
コロッケよりあっさりしているが、もっちりしているのでボリューム感があり食べごたえも抜群だ。ゼリーフライに染みたソースはどこか素朴さがあるが、ピリッとした濃厚さも。
おやつとしては、2個食べるとお腹も満たされるだろう。揚げ物でありながら、1個171kcalと低カロリーでヘルシーなので、女性にも嬉しいだろう。
同店に来た際は、ぜひほかのフライも試してみてほしい!
【かねつき堂】
住所:埼玉県行田市本丸313
営業時間:午前11時~午後6時(月曜定休)
(取材・文/しらべぇ編集部・松岡佑季)