自分が社長なら仕事がデキる問題児とその逆、どちらを採用?
IT分野など、比較的小資本でも起業がしやすい時代となった。しかし起業し社長となった場合、大きな課題となるのは人材だ。
・文句を言わず黙々と働くがパフォーマンスは低いAくん
・文句や注文は多いがパフォーマンスはかなり高いBくん
あなたはどちらを採用したいだろうか。
画像をもっと見る
■意見は真っ二つ
真っ二つに票が割れる結果となった。理由を聞いてみよう。
・文句を言わず黙々と働くがパフォーマンスは低いAくん 派
「どんなに仕事ができても文句ばかりだと、周りに悪影響がある。だから消去法で寡黙なAくん」(男性)
「難しい!でも、会社に損害を出すようなレベルでなければ、人柄のよさそうなAくんをとりたい」(男性)
「同僚、特に個人的に男性なら黙々と仕事してほしい」(女性)
・文句や注文は多いがパフォーマンスはかなり高いBくん 派
「文句や注文は適当に無視すればいい」(男性)
「基本的に仕事は能力があってなんぼなので、それが低いAくんのほうは、ビジネスマンとしていかがなものか」(男性)
「思い当たる人がいる。でも、悪い人というほどでもなく、文句を言いながらもいざという時に頼りになったので」(女性)
また、実際に会社を経営している30代男性に聞くと
「上の立場として、文句や注文はある程度解決してあげることができる。だが、パフォーマンスはこちらではコントロールしにくい。弊社のような中小企業では、能力が低いBくんだといくら黙々と仕事をやってくれていても結果が出ないので、死活問題。」
と即答された。実際に経営やそれに近い経験があるかどうか、あるいはその会社規模などによっても視点が変わるかもしれない。
関連記事:風邪ひきやすい人は意識してる?春の冷えにも「温朝食」
■ある年代からは「Aくん」支持派に
男女別にみてみよう。
男女ともに「文句を言わず黙々と働くがパフォーマンスは低いAくん採用」派が優勢ではあるが5ポイントの差があり、微妙な温度差が感じられる。「Aくん」という、男性を想起させる設問が影響したのだろうか。
さらに年代別でも顕著な結果に。
20代までがパフォーマンスのBくん、しかしそれ以降は「人柄」のAくんが逆転する。このことから、就労経験の長さによっても判断が変わると言えそうだ。
(文/しらべぇ編集部・伊東宏之)
【集計結果】 出 典:dメニュー・iメニュー
「みんなの声」 総投票数:12,207票