新社会人は必見?ベテラン社員が経験した「悲惨な失敗」
新年度がはじまった。新社会人は新しい環境に飛び込んで慣れないことも多く、悩み出す人もいることだろう。だが、そうした葛藤は誰しもするもの。
会社の先輩も、仕事で悩んだ時期を経験しているのである。しらべぇでは全国20代〜60代の社会人歴がある男女674名に、新社会人に伝えたい「社会に出てからの失敗談」を語ってもらった。
①思い返すと恥ずかしい失敗
今思えば「なんであんなことに…」と思うことも、先輩たちは経験している。
「御中を『Want you』だと勘違い」(40代女性)
「…漏らした」(30代男性)
「自己紹介のとき、緊張して口からよだれを垂らした」(20代男性)
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②バレる不安と隣り合わせの失敗
わからないことや失敗を隠して、さらに自分を追い込んでしまったという経験談も多い。バレる前に打ち明けるほうが無難なようだ。
「失敗を隠したことがあり、長く気にしている」(60代男性)
「会社のパソコンを私用でも使っていた」(50代男性)
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③人生や健康をおびやかす失敗・苦労
会社の体制にも問題があるかもしれないが、自分の体は最終的には自分で守らなければいけない。
「深夜労働は胃腸を壊す」(30代男性)
「残業が美徳だと思い込み、毎日終電ギリギリまで働き体を壊しかけた」(40代女性)
また中には、上司などから嫌がらせのようなものを受けた人も。できれば避けたい状況であるが、新社会人も直面することがあるかもしれない。
「セクハラで退職させられた」(40代男性)
悩みをひとりで抱えるのではなく、周囲の人に相談することも大事である。
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■若手の育成には「失敗談」の共有を
このように、今やベテランの社員も過去には恥ずかしい失敗をしているとわかった。また、彼らの中には「若手を育てるのが苦手だ」という人もいるようだが、この失敗経験を伝えることこそ、部下のためになるという。
A社に勤める高田純次系キャラの中年男性は、このように部下に話しているそうだ。
「俺は最近でも、社内で道に迷う」
「俺が新人の頃、火の不始末で車を焼いた。君たちのほうがしっかりしているぞ」
「自分がミスったときは、社長がもっと大きいトラブルを起こし目立たないで済んだ」
(部下のミスに対して)「よかったな、軽く済んで。俺なんか…」
熱意ある教訓よりも、「悲惨な失敗談」で若手を楽しませるぐらいのほうがうまくいく場合もあるという。
ベテランの人は新入社員に「人を安心させる自虐ネタ」を披露し、若手の人は「ネタになる失敗」を覚えて、将来の部下に話してみてはどうだろうか。
(文/しらべぇ編集部・大空美南)