文通していた相手はどんな人?「昭和の乙女」たちに聞いた

Ingram Publishing/Thinkstock
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現代はSNSが普及し、誰とでも簡単に知り合える時代だが、一昔前まで見知らぬ人とつながるきっかけと言えば文通であった。

雑誌の「文通相手募集コーナー」を見て、良さそうな人がいれば文通を申し込み、承諾されればお互いに手紙を出しあう。

手紙ゆえ書くのも時間がかかるし、ポストに投函してから返事が届くまで1ヶ月以上かかることもあるが、何とも言えないワクワク感がある。そんな経験をした中高年も多いのではないだろうか?


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■文通経験者の割合とは

では、文通の経験者はどれくらいいるのだろうか?

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しらべぇ編集部が全国の男女1352名に調査したところ、該当者は33.3%。どの年代でも男性に比べ女性が高い経験率だが、60代に限れば男性も4割超えの数値だ。

また、取材班が文通世代の人にどんなやりとりをしていたのか聞いてみると、

「お互いの写真を交換したりして、ほのかな恋心を抱いていました」(40代・男性)


「会ってみたら顔もスタイルも写真と全然違うので驚いたことがあります。『食欲の秋で太ったから』と言い訳していましたが、問い詰めたら、クラスで一番かっこいい男子の写真を送ったと白状しました」(40代・女性)


現代では誰でも簡単に写真を加工できるアプリが多数存在し、時に女性の写真は「別人」と評されることもあるが、少しでも自分をよく見せたがる気持ちは昔も変わらなかったようだ。

とはいえ全体的に見れば、筆跡や便箋の趣味などから相手を想像していることも多かったため、空想と現実のギャップはSNSより大きくなかったのかもしれない。


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■文通相手は今、なんの職業に?

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このように文通相手と会って驚いた人もいるが、結局会わずじまいに終わった人がほとんどだろう。文通相手のあの人は、今どんな人になっているのだろう?

もう少し深く調べてみると、文通をしたことのある人の45.0%が現在、「先生」と呼ばれる職業についていることがわかった。先生と言えば学校の先生から医者、政治家までいるが、共通しているのは少し堅めの仕事だということだろうか。

(取材・文/しらべぇ編集部・上江洲規子

qzoo調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo 
調査期間:2016年3月18日~2016年3月22日
対象:全国20代~60代の男女1,352名