元ストーカーが明かす「SNS投稿から見抜ける個人情報」
ストーカー被害に遭ったことはあるだろうか? 元恋人との恋愛関係のもつれから発展するものや、見ず知らずの人から目をつけられるケースなどさまざまある。
SNSの普及が広まっている今、個人情報などの扱いには十分に気をつけたいところである。自ら個人情報をさらしてしまい、ストーカーのターゲットになっている可能性もあるというのだ。
画像をもっと見る
■男女ともにストーカー被害経験アリ
しらべぇが全国の男女1352名を対象に調査をしてみたところ、ストーカー被害に遭ったことがある人は…
女性のほうが圧倒的に多く、その割合は約10%。10人に1人が被害に遭っていると考えると、身近にもいそうな割合だ。男性も少なからず被害を受けているとわかる。
関連記事:スポーツ中に炭酸飲料ダメって本当?飲みながら箱根駅伝コースを走ってみた
■一人暮らしの人はとくに注意!
さらに細かく調査をしてみると、一人暮らしをしている人のストーカー被害率が2割もいると明らかに。
たしかに、ストーカー事件の報道を見ると一人暮らし女性の件数も多く、狙われやすいと言えるのだろう。とくに女性の一人暮らしは気をつける必要がありそうだ。
新生活が始まったばかりの人も多い時期なので、十分注意していただきたい。
関連記事:山本耕史のように手紙を40通送ってもストーカーと思われない方法を弁護士に聞いた
■元ストーカーが語るストーカー対策
編集部では、元ストーカーだと語る30代男性に話を聞くことができた。ストーカーの手口も明らかにされており、とくにSNSで警戒心を持つべきだとわかる。
「僕達ストーカーはストーカーをしたいわけでも、迷惑をかけたいわけでもないんです。ストーキングしか愛情表現の仕方が分からないだけ…。
今はインターネットの時代。直接会いに行くっていうリスクを背負わなくても、個人情報は簡単に手に入れられます。たとえば、適当にSNSでターゲットを決めて調べれば、本名・住所・電話番号ぐらいは簡単に見つけられますし…住所が見つかれば、近くのゴミ捨て場をあさってさらに多くの個人情報を芋づる式にどんどん入手できます。
SNSで一番危険な投稿は、写真ですね。写真は本人が意図せずいろいろ写ってしまうため、極端な話、写真1枚で十分だったりします」
誰でも、ネットを駆使すれば簡単に個人情報が特定できる時代。自分の身を守るためにも、不用意な投稿は避けることが必要なのかもしれない。
(取材・文/しらべぇ編集部・ふふふふ)
※あわせて読みたい→元恋人に未練で「ストーカー」を…加害者になる人の特徴
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年3月18日~2016年3月22日
対象:全国20代~60代の男女1352名 (有効回答数)