ウルトラマンと仮面ライダー、変身したいのは?不人気なのは…
ウルトラマンと仮面ライダーは、日本が誇る二代ヒーローである。
70年代以降に子供時代を過ごした人は、かなりの高確率でこの二代ヒーローに憧れている。大人になってもウルトラマンや仮面ライダーのグッズを集めるという人もいて、その影響力は絶大だ。
そして、これらのヒーローの特徴は言わずもがな「変身能力」である。
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■ギリギリの僅差!
ウルトラマンと仮面ライダー、変身するとしたらどちらがいい? そのような内容のアンケートを、全国1352名を対象に取ってみた。
その結果、割合は拮抗。ウルトラマンがわずかに上回る数字になった。まさに「僅差」という表現がふさわしい票差である。
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■高齢男性はウルトラマンに憧れる?
しかもこのアンケートでは、年齢が高くなるにつれウルトラマンを選ぶ人が多いという特徴が現れた。60代男性の調査結果を抜粋すると、ウルトラマンへの支持が、じつに70.8になったのだ。
70歳を迎えた藤岡弘、が主演を務める映画『仮面ライダー1号』が公開されているが、皮肉にも巷の高齢男性にはウルトラマン派が多いという事実が判明した。
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■日本を飛び出したヒーロー
仮面ライダーといえば、日本から遠く離れたインドネシアにもライダーがいるという事実をご存知だろうか。去年まで『ガルーダの戦士ビマ』という番組が、インドネシアで放映されていた。これは石森プロ公式の「仮面ライダーシリーズ」。
この番組の放映にあたり、バンダイがグッズの生産と販売を手がけた。こうした「ヒーロービジネス」が、新興国で行われているのだ。
二代ヒーローは、今や我が国の輸出産業にも大きく貢献している。彼らは地球の平和を守るだけでなく、経済的な面でもまさに大活躍なのだ。
(取材・文/しらべぇ編集部・澤田真一)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年3月18日~2016年3月22日
対象:全国20代~60代の男女1,352名(有効回答数)