女性専用席あり!日本一広い立ち蕎麦屋が歌舞伎町に爆誕
立ち喰い蕎麦大好き芸人三拍子・高倉です。
歌舞伎町の玄関に突如現れた、日本最大級の広さを持つ立ち喰い蕎麦屋を紹介しよう。
新宿からアルタ横を通り歌舞伎町方面へ。2016年4月9日、巨大ゴジラヘッドが見える通りの歌舞伎町入口に巨大立ち喰い蕎麦屋が誕生した。
その名は「とらそば」。そのビルには居酒屋「虎の子」、大衆居酒屋「トラノコ」、お好み焼き「とらじゅう」等入っているので、名前からいって「虎の子グループ」の持ちビルか。それにしても歌舞伎町の入口、顔と言ってもいい場所に大きな「立ちそば」の看板。非常にそばらしい!(素晴らしい)
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■気になる店の広さは!?
店内に入る。基本20席もあれば広い店と言われる立ち喰い蕎麦屋、ここは何と61席!! こんなに広々としたフロアを持った立ち喰い蕎麦屋は未だかつて見たことがない。
店の奥には女性専用コーナー。これも日本初ではないか。女性一人でも気軽に立ち喰い蕎麦を食べられる空間。
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■いざ実食!!
券売機を見る。なんと、かけそばが存在しない。なのでこの店の最安メニューはたぬきそば、きつねそば、ざるそばの380円。注文したのは冷やしかき揚げそば450円。1分ほどして到着。
かき揚げは小ぶりだが店内揚げ。おろしが付いているのが嬉しい。
麺は茹で置き麺。色が黒く蕎麦の風味がほんのり香る柔らかい麺は、昔ながらの立ち喰い蕎麦を求めている「通」にとっては嬉しい味。新宿では茹で立て生そばを出す立ち喰い蕎麦屋が主流なってきたのでこの様な茹で置き麺を出すのは逆に貴重。つゆ、かき揚げ、麺とどれも主張せず全体的なバランスが良く立ち喰い蕎麦の王道を行く旨さ。一気に完食。
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■外国人観光客にも優しい立ち蕎麦屋
食べながら何故この歌舞伎町の入口にこんな広い立ち喰い蕎麦屋を作ったのか考えた。昨今中国人の爆買いツアーを始め外国人の観光地として歌舞伎町が賑わっている。安くてサラッと食べられる日本食を求める外国人観光客を狙っての出店か。
英語、中国語、韓国語表記は当たり前。
写真があるのでどれがどういう蕎麦か分かりやすい券売機付近。
靖国通り沿いによく止まっているツアーバスに乗り込む前を狙ったテイクアウトコーナー?? 外国人観光客にとっても非常に使いやすい環境の店だ。勿論日本人にとっても優良店だがもう一つこの店ならではのウリがあれば更に素敵な店になるのでは。
最後にこの店のテーブルと椅子の位置が離れすぎている。固定されて動かせないので若干食べづらいのが気になる。しかし、これを逆手にとってウリにするのもいいかもしれない。今後もこの立ち喰い蕎麦屋から目が離せない。
女性専用席があって、テーブルと椅子が離れすぎていて、日本一広い立ち喰い蕎麦屋「とらそば」足を運んでみてはいかがでしょうか。
啜るか啜らないかはあなた次第です。
とらそば
東京都新宿区歌舞伎町1-17-13 1F
03-3208-9501
(文/三拍子・高倉)