拳法家と柔術家に聞いた「変態撃退」テクニック
昔から、春には変態が多く出没すると言われている。女性たちにとって、気を引き締めなければいけない季節ということだ。
しかし、もし運悪く変質者に遭遇してしまったら、どうすればよいのだろうか。対処法はわかるようでわからないが、何もしなければ奴らのオモチャにされてしまう可能性がある。
しらべぇ取材班は、武術の心得があるふたりの人物に対処法を聞いてみた。
①30代の拳法家の提案する対処法
「我々、拳法家は常に合理的な解決を求める。ゆえに素人の女性が変質者と戦うことはもっとも避けるべきだと判断する。
しかし、それでも突然襲われてしまうことはあるだろう。敵が目の前にいるのであれば、いきなり高笑いしてみせてはどうだろうか。そうすることで、相手を驚かせるのだ。関わってはいけない人間だと演じれば、相手が逃げていく可能性は高い。
とはいえ、時には後ろから抱きつかれることもある。その場合は、脱力することをオススメする。すべてを諦めて力を抜くのだ。そして、しゃがみこみ、一気に膝をピンと伸ばす。
うまくいけば、相手の体勢を崩すことができる。隙ができたら猛ダッシュだ」
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②ブラジリアン柔術家の提案する対処法
「結論から言えば、女性が男性に立ち向かっても怒らせてしまうのが問題です。大声をあげて逃げるのが一番効果的だと言えるでしょう。
ただ、ほとんどの女性はいざとなると怖くなって体がすくんでしまうものです。それでも何パターンかの対処法を頭に入れておけば動きやすくなります。
後ろから抱きつかれれば、相手のつま先をかかとで踏み抜いてください。相手が前から来たら、相手の鼻めがけて頭突きです。
相手が怯ん瞬間に、思いっきり逃げてください」
一に逃げて、二に逃げて、三四がなくて、五に逃げる。ヤバい奴が目の前に現れたら、まともに戦うことは考えず、逃げるための100の方法を考えるのが適切なようだ。
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（取材・文／しらべぇ編集部・モトタキ）
