生理用ナプキンは「女性の担当レジ」で買う? 千葉・埼玉県民は…
「生理用品を男性レジで買うのが恥ずかしい」という女性、いますか?
女性の場合、ドラッグストアなどで生理用ナプキンを買う時に気になるのが「レジの店員」ではないだろうか。もし男性が担当だと、恥じらってしまう女性もいるはず。
しらべぇ編集部は「生理用ナプキンを買うときは、女性の店員のレジを選んで並ぶか」について、全国20〜60代の女性677名を対象に調査を実施した。
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■気にしない女性が4分の3
全体で見ると25.8%の女性が「生理用ナプキンを買うときは、女性の店員のレジを選んで並ぶ」としている。店員の性別を気にしない人のほうが多いという結果となった。
年代別に見てみると、店員の性別を気にしない割合が30代から50代にかけて高くなるが、60代で71.1%に減少する。これは20代の割合とほぼ同じで、60代で恥ずかしさがぶり返すらしい。
60代以降の女性は、かつて女性レジを選んで買っていたのだろうか?
「人は成熟するにつれて若くなる」というヘルマン・ヘッセの言葉を断片的に引用したならば、生理用ナプキンにも同じことが言えるのかもしれない。
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■交際経験の有無から男性店員の気持ちを見る
交際経験の有無によっての違いは、74.8%対68.6%で、交際経験のある人のほうがレジの店員の性別を気にしないという結果だった。
また、都道府県別の結果では、千葉・埼玉県民が極端にレジの店員の性別を気にしない人が多いことも判明。
千葉・埼玉といえば、東京への通勤、通学をしている人が多い印象があるが、朝早く出勤して夜遅く帰宅する彼らは、店員の性別まで気にするほどのナプキン選びにかける時間がないのだろうか。
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■男性店員に聞いてみると…
実際のところ、男性店員はなにかしらの感情を抱くものなのか? しらべぇ取材班は都内のドラッグストア勤務の男性(20代)に話を聞くと…
「はい、正直なんとも思いません。仕事ですし、慣れてますので。よく、『エッチなDVDを借りる時、店員が女性だと恥ずかしい』みたいなのが男性にはあるって言いますけど、それと同じような感じなんですかねえ…」
もっとも、最近のドラッグストアでは、スタッフに対し「生理用ナプキンは紙袋に入れる」と教育されているそう。必要以上に恥ずかしさを感じる必要はないようだ。
それでも気にしてしまう人も中にはいるだろうが…。
(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代の未婚男女677名