自販機の釣り銭口を漁るクセ 意外な層に多いと明らかに
「100円でも残ってたらラッキー」と、自動販売機の釣り銭口を漁っている人を見かけたことがあるだろうか。その光景は他人から見ても美しいものではなく、中には嫌悪感を抱く人もいることだろう。
お金欲しさにやってしまう行為なのだろうが、それが習慣化している人には意外な特徴が見られたのである。
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■自販機の釣り銭口を漁る行為 男性に多い
しらべぇが全国20代〜60代の男女1348名を対象に調査を行なってみたところ、自販機の釣り銭口を漁る癖のある人は男性に多い傾向があると判明。
編集部では、お釣りがあるか確認してしまうという30代の男性に話を聞いてみることに。なんでも、釣り銭口を漁るコツがあるのだという。
「人の出入りが多いところにある自動販売機にはお釣りが残っている確率が高いですね。たとえば、お祭り会場だったりライブハウスだったり。10円、50円が入っていることは比較的多いです。
僕の場合、堂々とは釣り銭口を確認しません。自分が買ったあとに、さも自分のお釣りを取り出す雰囲気を醸し出して手を入れるんです。なので、変な恥ずかしさなどないし、周囲の人にも変な目で見られません」
他人の目を気にして、スマートに釣り銭があるか確認する方法を身につけている人もいるようだ。
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■年収700〜1000万の人は金にがめつい?
また年収別での調査の結果、興味深い結果が見られた。
年収が低い人と1000万円以上の高年収では釣り銭口漁る人が少なかったものの、年収700〜1000万円の層に限ってはそうした習慣がある人が飛び抜けて多かったのだ。
お金に余裕のある層が、なぜそうした行為をしてしまうのだろう? この年収に満たない自由業の40代男性は、次のように分析してみせた。
「700万ぐらいの人たちって中途半端にお金を持っているので、逆にお金にがめつくなるんじゃないでしょうか? どうにかしてもう少し稼ごうっていう日頃の気持ちが、釣り銭口を漁る行為にも出ていると思えてしまいますね」
こうした声もあるが…実際のところどうであろうか?
(取材・文/しらべぇ編集部・chan-rie)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年2月19日~2016年2月22日
対象:全国20代~60代の男女1348名(有効回答数)