「愛妻弁当」を捨てたことある?経験者の特徴に思わず納得
独身貴族にとって愛妻弁当は、あこがれの対象である。自分より後輩が、嫁の愛に溢れた弁当を美味しそうに食べているのをみると複雑な気持ちになってしまう人もいるのでは?
しかし、当事者には当事者なりの苦労もあるらしい。なんでも、「たまには違うものが食べたい」と感じ、中身を捨てて帰る人がいるのだそうだ。
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■8人に1人は愛妻弁当の中身を捨てて帰った
そこでしらべぇ編集部では全国の既婚男性に「愛妻弁当を残せず、中身を捨てて帰ったこと」があるか聞いてみた。
結果、「捨てたことがある」と答えたのは約1割で、ほとんどの人は捨てずに帰っていることが判明。やはり旦那たるもの、せっかく作ってくれた妻に対し、裏切り行為はできないようだ。
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■経験者の人に聞いてみた
取材班は、少数派であるAさん(30代・男性)に話を聞いてみた。「妻が持たせた弁当を捨てた」ほうである。
「結婚して節約のために弁当を持つようになりました…というか、強制的に持たされるようになったんです。
それまでは昼は同僚と外食していたから、『ヒューヒュー』とか『羨ましい』とかいわれて気分がよくないし、なんだか気恥ずかしい。 嫁が毎日朝起きて作ってくれるのは嬉しいのですが、同じようなメニューばっかりで飽きているし、なによりもおいしくないんです。
ですけど、毎朝の苦労を考えると『マズい』とは口がさけてもいえないし、残すなんてことはもってのほか。『今日はいらない』と言いたいこともあるけど、鬼嫁なので主張することを許されていないんです。
ある日、どうしても弁当を食べたくない気分になって、『申しわけないな』とは思いながら中身を捨て、ラーメンを食べにいきました。罪悪感はハンパなかったけど、普段のストレスがスッーと消えた感じがしました。
それから、週に1回だけ弁当を捨てて好きな物を食べに行っています。バレると怖いですけど、不倫よりはマシですからね」
今回の調査をみるかぎり、愛妻弁当に文字通り嫁の愛情を感じる人が多い様子。しかし、鬼嫁」に頭があがらず、仕方なく弁当を食べている人は、捨てることもあるようだ。
女性も男性も、結婚相手は慎重に選んだほうがいいかもしれない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年3月18日~2016年3月22日
対象:全国20代~60代の既婚男性330名