若手ジャニーズの存続に危機?ファンも不安視する大問題
ジャニーズ事務所といえば少年隊、光GENJI、SMAP、TOKIO、V6、嵐など、日本のエンターテイメント界において欠かせない大スターを輩出している。
しかしながら、「嵐以降のジャニーズは育っていない」との声も。実際、最近のテレビに若手ジャニーズが出演しているのを観たとき、視聴者の中には「全員、同じに見えてしまう…」と感じる人もいるようなのだ。
■Hey! Say! JUMPやKis-My-Ft2は同じに見える…約半数が「同じでしょ」
しらべぇは、全国20代〜60代の男女1348名に「Hey! Say! JUMPやKis-My-Ft2は同じに見えてしまう?」と尋ね、現状を調査してみた。その結果、なんと半数を超える人たちが「同じに見える」と答えたのである。
若い女性であれば、ジャニーズへの関心が高い人も多いと思われる。だが…
20代の女性でも、約4割の人が区別がつかないというのが本音のようだ。
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■正直、若手ジャニにはヲタも心配…
この問題は、ジャニーズに興味のない人に多く見られると思いきや、ファンの中にも「今のジャニーズは心配」と漏らす者もいる。ジャニヲタ歴20年の現・嵐ファン(主婦/40代)に話を聞いてみると…
「正直、今の若いジャニは個性がないんですよね。ベテラン勢のデビュー当時と比べても、かなりインパクトは弱いと思います。KAT-TUNでギリギリ…といった感じですよ。
たしかに、みんな顔は整ってるんですが、キャラ性が薄いんです。ヲタの中には顔だけで選ぶ人もいますが、キャラクター性を重視する人もいます。そういう人の間では、若手ジャニの今後を懸念する人もいると思いますね」
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■業界人が語る「ジャニー喜多川に匹敵する人物が今の事務所にいない」
また、業界に詳しい50代男性は、次のようにジャニーズの現状を分析する。
「今の若手に勢いがないのは、ジャニー喜多川さんだけが持っていたマジックが消え去ったからだと思いますよ。戦後の日本において、ジャニーさんほどエンターテイメントの本質を理解していた人物はなかなかいないでしょう。
知らない人もいると思いますが、ジャニーズ事務所を作る前、ジャニーさんは初期の美空ひばりのアメリカ公演を仕掛けています。また、SMAPにブレイク前のマイケル・ジャクソンの存在を教えたのも、ジャニーさんですからね。
光GENJIやTOKIO、V6、嵐を作り上げたジャニーさんに匹敵するカリスマ性を持つ人物は、もう事務所にはいないと思いますよ」
こうした厳しい見方もあるようだが、今後ジャニーズはどうなっていくのだろうか。
(取材・文/しらべぇ編集部・chan-rie)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年2月19日~2016年2月22日
対象:全国20代~60代の男女1,348名(有効回答数)