「きゅうりメガネ」に「IC」…客をあだ名で呼ぶ飲食店の店員
よく利用する飲食店やコンビニで、店員から顔を覚えられることもあるだろう。そんなとき、店員にこっそりあだ名を付けられているかもしれない。それだけ常連とも取れるが、あまりうれしいものではない。
しらべぇ編集部では、「店員にあだ名を付けられ、気づいた経験がある人」について調査を行なった。
あだ名を勝手につけられ、なおかつどんなあだ名を付けられたか気づいた人は4%ほど。割合としては少ないが、あだ名で呼ばれていることに気づいていないケースもありそうだ。
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■高収入ほどあだ名を付けられる?
年収別でみると、1000万円以上の人が他を引き離して多くなっている。
収入が多い分、行きつけのお店も多そうだ。足繁く通うことで、あだ名を付けられてしまう機会も多いのかもしれない。気づく人も2割いるとは、そうしたコソコソ言われている雰囲気を察知する能力もあるのだろうか。
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■あだ名の由来は単純
では、どういった状況であだ名を付けられてしまうのか。飲食店では、いつもオーダーしているものがあだ名になることが多いらしい。
「『からのり』と呼ばれてた。唐揚げ弁当とのり弁しか買わないから。そう呼ぶのが、少し聞こえて気づいた」(男性20代)
「IC。アイスコーヒーばかり頼んでいたから」(男性30代)
また、見た目からあだ名を付けられるのも定番だ。
「たぬき」(女性60代)
オーダーする品とその人の見た目が混ざる、少し凝ったあだ名まで…!
「『きゅうりメガネ』と呼ばれていた。オーダーを入れるとき、料理人が『きゅうりメガネが来たな?』と言っているのが聞こえた」(男性50代)
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■客があだ名を知った理由
客はなぜ、お店であだ名を付けられているのに気づくのか?
「ひそひそ話をしている」(男性50代)
「支払時、伝票の名前欄を見て」(男性50代)
伝票の名前欄にまで書かれると、隠すつもりもないように思えるが…。
悪気はないにせよ、知らないところであだ名を付けられているのは、いい気がしない客も多い。店側は気づかれないように、注意したほうがいいだろう。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年3月18日~2016年3月22日
対象:全国20代~60代の男女1,352名 (有効回答数)