ボス戦はしりとりに神経衰弱!異色のゲーム ワギャンランド

2016/05/02 10:00


横町藍

結婚していつでも対戦ゲームができるようになった、フリーアナウンサーのあいちぃこと横町藍です。はい、爆発してきます!

最近、待望のロマンシングサガ2がスマホ、Vitaでリメイクされましたね。サガシリーズをこよなく愛する私は、配信直後にスマホでDLしましたよ!

ただ、主人と2人でゲームを進めていこうと思ったものの見るには画面が小さいので、このたびTVでも出力できるようにしてみました。iPhone専用のアダプタを使えばHDMI経由ですごく簡単に出力できるのですが、驚いたのはその画質! いや~綺麗ですね~。

スマホ画面となんら遜色ないです。有線だからか操作したときのディレイも感じず、本当に快適です。ちなみに動画サイトなどももちろんTVでみられるので、ゲーム以外の使い方もオススメです!

わぎゃん
大人の事情でゲーム画面は出せませんがスマホの画面を。本当に綺麗です!

と、余談が長すぎましたが、今回はファンも多いであろう「ワギャンランド」について書きたいと思います(サガ全然関係ない)。

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■いろいろ斬新なゲーム

ワギャンランドは1989年にナムコ(現:バンダイナムコ)から発売された、横スクロールのアクションゲームです。ワギャンはメインキャラの名前なんですが、怪獣? 恐竜? 某なんたらペディアでは「恐竜とロボットをかけあわせた不思議な生き物」的な表現になっています。

ワギャンは当時も今も斬新なゲーム内容です。まず、敵への攻撃がワギャン自身の声。「ワッ」「ガー」「ギャー」と声を敵に向けて発することで攻撃するのですが、敵をやっつけるわけではありません。

声の衝撃で静止させて時間が経つと元に戻ります。一見優しそうですが、静止中は敵を踏み台にしたりできるのである意味酷かもしれません。


■すべてはボス戦のために

私が思う一番の魅力は、もちろんボス戦! …私だけじゃない? そうですよね、ボス戦が楽しみでプレイしていた人も多いハズ!

ワギャンのボス戦はなんと、しりとりと神経衰弱! Dr.デビルに自分の世界を征服されたのに、戦い方がゲームって!! と、当時の自分でも心の中で突っ込みは入れつつ、これがまた楽しくて♪

神経衰弱は、序盤ある程度規則性があるので、何度かゲームをやっているとわかってくるのですが、後半になると難しくて…。4×6の升目をあらかじめチラシの裏に書いておいて、イラストの頭文字を兄弟で分担してメモする、そんな戦いが繰り広げられていました。

わぎゃん
こんな感じ。ただ、時間勝負なのでパネルの頭文字しか書いてなかったりするとたまにわからなくなる。
「ク」マと、「ク」リスマスツリーとか…。

■開発者しかわからないしりとりの答え

しりとりはしりとりで、こちらもなかなかの曲者で…。なんせ、何度かやらないと理解できないイラストとかもあって苦戦しました。でも面白いのが、しりとりの絵は正解がひとつではないということ!

例えば、「くるま」は「じどうしゃ」でも正解になります。「うさぎ」は「ラビット」でもOK。

と、この辺りは理解できるのですが、中には納得するには時間がかかるものたちも。続くパネルもなく「よし、勝った!」と思った瞬間…。

「いのしし」のパネルが突然「ぼたんなべ」という読み方で認められるのです!しかも語尾「べ」ですよ、続く言葉がほとんどない! 「灯台」なんて、「うみのみちしるべ」とも読めるんです。もうこれは文章ですよ!

…なんて、自分が負けたと思ったときに適当にパネル押しまくって、まぐれで正解したときにはラッキー以外の何物でもないんですけどね。別名を探すのもワギャンの醍醐味だったりします。


■まとめ

今回はワギャンシリーズ一番最初の「ワギャンランド」について書きましたが、ワギャンランド2、スーパーワギャンランドとシリーズが続いていきます。

ボス戦のゲームの種類が増えたり、2人用があったりとこれまた面白いのでまたの機会に書いてみたいと思います。プレイしたことないとか久しぶりにやってみたい!

という方は、いくつかWii Uのバーチャルコンソールでも出ているのでぜひやってみてくださいね。しりとりこんな変わった読み方があったよという懐かしい情報もお待ちしております。

(文/横町藍

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