キャンプ場で「タトゥー・入れ墨」はアリ?ナシ?
4月終わりから秋の過ごしやすい時期は、毎年家族で自然あふれる場所へ行きキャンプをするという人も多い。キャンプ場では夜遅くに騒いだりするなどのマナー違反は当然NGだが、グレーなのが「タトゥー・入れ墨」の問題だ。
温泉などの温浴施設ではタトゥー・入れ墨禁止はよくある話だが、一部のキャンプ場でもタトゥー禁止の場所がある。
■タトゥーはアリ? ナシ?
キャンプ場が禁止する理由としてはほかの来場者に威圧感を与えたり、暴力団関係者を入れないためだそうだが、実際のところ来場者はどう思っているのだろうか?
そこで20代~40代の人たちに「キャンプ場でタトゥーはアリ? ナシ?」と、そう考える具体的な理由聞いてみたところ、以下の回答を得ることができた。
■アリ派の意見
・「アリじゃないでしょうか…?自分は銭湯で見慣れてるので、なんとも…ですね」
(20代・独身男性)
・「キャンプ場ならアリな気がします。理由はあまり浮かびませんでしたが、銭湯や肌を露出することを前提としている場所でないなら個人の自由かなと」
(20代・独身男性)
・「迷惑をかけないのであれば、何してても自由だと思います。ただ、わたしはキャンプに行くとしたら身内の子供を連れて行くので、子供には、あんまり見せたくないですが…」
(20代・独身女性)
・「別にいいんじゃないですか? タトゥー入れてる人全員がヤクザってワケでもないですしビビりすぎかと」
(20代・独身男性)
・「見せびらかすのはよくないですが、隠してればいいのでは?」
(20代・独身女性)
■ナシ派の意見
・「絶対嫌です。ファミリー向けのキャンプ場にタトゥーを入れている人がいたら管理人に文句を言って、出て行ってくれないならキャンセルします。子供の教育にも悪い」
(30代・既婚女性)
・「銭湯とか温泉なら、その場だけなのでいいんですけど、キャンプ場は泊まって生活が一緒になるので、よけいにやだ! そもそも「親にもらった体」意識があって、傷つけたらいかんという守旧派です(笑)」
(40代・男性)
・「なんかみんなが寝静まった後に車上荒らしをしそうで嫌だ」
(30代・既婚男性)
・「以前タトゥーを入れた人がキャンプ場で大音量で音楽をかけたりそこらへんの木を燃やしまくって焚火をしてたりしているのを見たことがあって、それから反対派です」
(30代・既婚男性)
・「怖いので絶対嫌です。入れ墨の集団と同じ空間で一晩過ごすと思っただけでぞっとします。なので私はタトゥー禁止のキャンプ場にしか行かないです」
(30代・既婚女性)
記者が話を聞いた限りでは、若い独身の男女はあまり気にしないようでアリだという意見が多かった。それに比べ30代以上の既婚者や子供を持つ人は、全員がナシという結果に。
ファミリー向けのキャンプ場はタトゥー禁止の場所も多いため、子供を持つタトゥーを入れている親にとっては、キャンプをするのはなかなか厳しい状況なのかもしれない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男)