経験者が語る!ネットで「炎上」しやすいのはこんな人

2016/05/05 18:00

Tomwang112iStock/Thinkstock
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いまや誰しもスマホを持つ時代であり、ネットと無関係に生きる人は少なくなった。しかし、「色んな人と繋がることができる」という便利さがアダとなり、現実社会ではありえないトラブルも起きている。炎上だ。

だがしかし、ネットで炎上してしまう人間とは、ネット人口ではどれくらいの割合なのだろうか。実態を確かめるため、しらべぇでは全国20〜60代の男女1365名を対象に調査を実施した。


■社会的地位が高い人は炎上しやすい

結果、「ネットで炎上したことがある」と答えたのは全体のほんの4.4%だけだった。

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また、経験者の割合は、年収が高くなればなるほど、高くなっていくことがわかった。年収が倍になると、炎上しやすさも倍になるのだ。社会的地位が高まれば高まるほど、そうなりやすい状況になっていくということだろうか。

そもそも、同時に素養も必要だ。誰かよくわからない人はそもそも何を言っても誰も気にしない。それなりに地位がある人であればあるほど、その揚げ足をとってやろうという嫉妬深い人間の目に晒されてしまう。

年収が高いということは、それだけ炎上しやすくなることを、理解しておくべきだろう。


■元ヤンキーも炎上?

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元ヤンキーとそうでない人では、前者がじつに10倍の経験率だ。かつての武勇伝を語ることで、炎上してしまうことがあるのだろう。すでに燃料を持っている状態といえる。

また彼らは一般に、狭い小さな身内だけのコミュニティで内輪ネタを交わし合って生きている傾向がある。ゆえにネットという広大な社会に放り出されたときにズレたことを言ってしまうことも多いのだ。

武勇伝のみに限らず、そうしたズレもボヤ騒ぎの材料となることがある。


■経験者が語る起こしてしまう理由とは?

「炎上を起こしたことがある」と語る男性に、しらべぇ取材班は話を聞いた。

「炎上を何度かして、なぜ起こるのかについて考えさせられました。そして、ひとつの答えにたどり着きました。


そもそも炎上をさせる人たちは、己の正義を行使しているだけに過ぎません。自分の正義からみて悪と感じた相手を徹底的に叩くのです。


ネット社会では、本来は現実世界では出会うはずのない趣味趣向の人間同士も出会うことができます。それは一見素敵なことですが、実際にはお互いにまったく理解できない人間同士でぶつかり合う可能性もあります。


そして、そのぶつかり合いが生じて勢いを増していったとき、炎上へと発展するのです。これは数多くあるネット炎上のうちのひとつのケースですが、プチ炎上する場合はだいたいこのケースだと感じています」


自分が常識だと信じていることすべてが、相手にとっても常識だとは限らない。頭ごなしに意見をぶつけあうと、大事になってしまって、騒動になってしまうことが多いようだ。

炎上は百害あって一利なしである。便利なネットをストレスなく使いこなすためにも、意見が違う人はいて当然と広い心で接するのがいいだろう。

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(取材・文/しらべぇ編集部・モトタキ

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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2016年4月22日~2016年4月25日
対象:全国20代~60代の男女1365名(有効回答数)

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