「半額シールを貼れよ!」スーパーの店員が語る迷惑すぎる客
スーパーマーケットは一見すると平和そうに見える場所だが、さまざまなお客が利用するため意外とトラブルが頻発している場所なのだとか。
そこでしらべぇ取材班は、スーパーマーケットで勤務経験のある女性3名(Hさん、Mさん、Yさん)に、実際にあった不愉快なお客について聞いてみた。
■お惣菜
① お惣菜の前でもお客さんはやりたい放題
「好きな品を好きな量だけ取れるように、お惣菜がむき出しに置かれているんですが。お客さんたちはお惣菜の前で、『どれにする〜?』と唾を飛ばしながら喋ったり、風邪が流行っているときには咳をしたり、子供が泥だらけの手で触ったり…。
自分だったら絶対に買いたくないですね」(Hさん)
② 試食と間違えて食べる→お金は支払わない
「母親と小学校低学年くらいの兄妹の親子連れで、兄妹がセルフ式のお惣菜の唐揚げや春巻きを二人でムシャムシャ食べだしたんです。
途中で母親が気づいて『なにやってんの?』となったんですが、子供たちは『え…これ試食でしょ?』と。母親は笑いながら『違うよ。まったく』と言うだけで、自分から店員に申告することもお金を払うこともなし。
レジで会計後に、店長が話に行くと『食べたけれど何個食べたかわからないし、あやふやな料金は払いたくない』と支払いを拒否していました」(Yさん)
■半額シール
①貼れとせがんでくる
「夕方になると消費期限がちかくなった品物に半額シールを貼っていくんです。たいていの人は大人しく待っているんですが、中には『これ消費期限が明日までだから貼って』と言ってくる人もいます」(Mさん)
②半額にできないと怒る
「うちの店舗は『17時に鮮魚、18時にお弁当』と時間帯でわけて半額シールを貼っていくので、鮮魚に貼っているときにお弁当を持ってこられて『貼って』と言われても貼れないんです。
それを伝えると、悪態をつかれたり、通りすがりに肘打ちをされたりしたことがあります…」(Yさん)
③勝手に貼りつけちゃう
「見切り品とかに貼ってある半額シールを剥がして、全然半額じゃない普通の品物に貼りつける人がいました。レジ打ちはパートばかりだから、どの商品が半額なるとかそこまで把握していないし…。
うちのお店はそれで損害が出たみたいで、いまは半額シールと品物のバーコードがくっついた物が導入されました」(Hさん)
■お会計
①会計前に子供にお菓子を食べさせる
「店内で子供がお菓子をポリポリと食べていたんです。あまりにも堂々としているから、自分の家から持ってきたおやつだと思ったら、レジでお会計をする時に母親がその食べかけのお菓子を持って『これも』と…」(Mさん)
②皆を待たせてポイントカードを探す
「レジが混雑しているときに、ポイントカードをあれこれと探す人は迷惑。こっちがバーコードを通している間に手元に持っていてくれたらいいのに、お会計のときになって『あれ? あれ?』と財布やバッグの中を漁る。
後ろで並んでいるお客さんたちが可哀想でしょうがない」(Yさん)
③子供にお菓子を持たせてすったもんだが起きる
「子供にお菓子を持たせるのはやめてほしい。子供に『それピッてさせて〜』と言っても『イヤ』ってなるし、母親が無理矢理に奪うと大泣きするし。
うちのお店のレジが混む原因のひとつがコレ。母親もこうなることがわかっているんだから、子供に持たせないほうがいいのになって思う」(Hさん)
スーパーマーケットでは、やはりさまざまなトラブルが起こっているようだ。このようなトラブルを起こしたり、はたまた巻き込まれたりしないように注意をしよう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・オレンジおっかさん)