血液型診断が当たってると考えているのはあの血液型の人
血液型別性格診断は、「科学的な根拠がない」と言われるにもかかわらず一定の支持を集める不思議な迷信だ。とくに日本人は4つの血液型がある程度バランスよく存在するため、性格と結びつけられやすいという説もある。
しかし、根拠がなくても「◯型っぽい」と言われたり、自ら「☓型だから仕方ない」などと考えることで、診断を体現してしまう可能性もある。
実際、どれくらいの人が「自分の血液型性格診断は当たっている」と考えているのだろうか?
■女性のほうが信じやすい?
しらべぇ編集部が全国の20〜60代男女1,365名に調査したところ、男女では明確な差があらわれた。
男性は8割以上が「当たっていない」と考えている一方、女性は3割が「当たっている」と感じているようだ。男女とも大半は信じていないわけだが、女性のほうが占い好きな傾向が見えてくる。
■AB型は納得、O型は…
今回の調査結果を血液型別でも検証すると、ややバラつきが見られた。
当たっていると感じる割合がもっとも高かったのはAB型。絶対数も少なく、「個性派」「変わり者」「気分屋」などと診断されるが、AB型の人たちはこうした自分が好きなのかもしれない。
一方、もっとも低かったのはO型。「O型男女はいちばんモテる」などとも言われるが、こうした診断と現実のギャップをいちばん感じているのがO型の人たちなのだろうか。
(取材・文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年4月22日~2016年4月25日
対象:全国20代~60代男女1,365名(有効回答数)