選手よりも目立っちゃった?ボールボーイが魅せた超ファインプレー
ミネソタ州ミネアポリスに本拠地を置くミネソタ・ツインズのボールボーイが、ボルチモア・オリオールズ戦で見せた超ナイスキャッチ。
観客席に向けて一直線に放たれたファウルボールをダイビング気味にキャッチするファインプレーは、無名のボールボーイながら大きくテレビで取りあげられたようだ。
■ファウルボールをキャッチ
クローズアップされたのは、オリオールズの攻撃回にジョーイ・リカードが放った打球。一塁線を大きく外れたファウルボールだったが、球が飛んでいった先はちょうどフェンスの上スレスレのあたり。
それに対して、普段はファウルゾーンで静かに座っているボールボーイが猛然と反応し、フェンスにダイビングするかのように捕球したのだった。
■観客の安全を守るのもボールボーイの努め
そもそもボールボーイ(ボールパーソン)とは、ボール回しを円滑に行うことで時間を短縮したり、選手の負担を軽減するために配置されており、野球以外にもサッカーやテニスの試合などで見ることができる。
あまりないことだがファウルボールから観客の安全を守ることもあり、今回はまさに観客席を直撃しそうな打球にボールボーイが身を乗り出して食らいついていった形だ。
■この瞬間は選手よりも輝いた!?
この一瞬のファインプレーに観客は大いに湧き、放送席も彼の素晴らしい反応速度とテクニックを褒め称えた。近くの席に座る人たちの中には彼とハイタッチをする者も現れ、この瞬間はちょっとしたヒーロー状態。
それでもこのボールボーイの彼、キャッチした球は小さな少年のグローブに収めてあげ、また淡々と役目に戻るところが実に渋い。
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