「スカート穿くな!」小籔千豊の女子ファッションへの持論に賛否

2016/05/19 18:00

Sky View/iStock/Thinkstock
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お笑い芸人の小籔千豊が「胸元強調する服着る女はキモい」「彼氏がいる女はスカート履くな」などと発言し、議論を巻き起こしている。

当人も偏った意見だと前提した発言だったものの、女性のオシャレに対し、明らかに否定的な彼の姿勢。しかし、小藪氏ほどではないものの、男性の中にはパートナーの女性に対して服装を制限する人が確実に存在する。

なぜ、そのような心理に至るのか。しらべぇ取材班は、女性心理カウンセラーに見解を聞いた。


■そもそも女性がオシャレをする心理とは?

「個人差はありますが、女性がオシャレをするのは自己顕示を満たす目的であることが多いです。自分に注目して欲しいと願う人ほどオシャレに手をかけます。


キレイでいることによって物事がプラスに動くことが多く、そうした成功体験から小奇麗にすることを必要不可欠と感じている女性は多いでしょう。つまり、女性にとってのオシャレとは自分自身のためにするものであり、いやらしい目で見られることを目的としていません。


卑猥な視線を集めることが目的だと勘違いしている人たちの声に対して、女性が否定的なのはそういう心理的背景があります」


■なぜ男性は「おしゃれ束縛」をしてしまうの?

「そもそも、男性は飾り気のない自然体な女性のオシャレを好む傾向があります。その上で、時折見える胸や太もものチラリズムに性的興奮を覚えて、女性としての魅力を感じる。

小籔さんは真面目な方で、かつ、白黒はっきりさせたい方なのだと感じます。それゆえに性的興奮を覚えてはいけない相手にその刺激を与えられたことで脳が混乱状態に陥るのでしょう。


そして目のやり場に困るという結論が生まれ、結果、見せるなという強い語気の言葉を発してしまうのだと思います」


■小籔氏のような意見の男性を女性はどう説得すべき?

「もし、小藪さんのようなご意見をいただいたときは、まずは肯定したほうがよいでしょう。攻撃的に指摘すれば相手は反発してしまいます。


女性にも男性を求める本能があり、それゆえにオシャレをして一層美しい女性になるための努力を重ねています。ですが、人間は完璧ではないので隙を見せてしまうことを伝えましょう。


その上で、立ち会ってしまったときは、目をそらしてあげる優しさや、オブラートに包んで伝えてあげる紳士な対応を心がけていただけるように促すといいでしょう」


女性のオシャレにいやらしさを感じてしまう心の裏側には、その女性を心配する男性の優しさ、気遣いが隠されていたようだ。その心理と照れが混ざることで、強い言葉を相手に投げかけてしまうとのこと。

余裕をもって優雅たれ。そうした状況に陥った時こそ、紳士な振る舞いみせることが男性には求められているのかもしれない。

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(取材・文/しらべぇ編集部・モトタキ 取材協力:心理カウンセラー園絵

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