アイスコーヒーは「アイムソーリー」でも通じる?実験してみた

2016/05/20 11:00


アイスコーヒー
Tetsugoro/iStock/Thinkstock

発音の似通った言葉は、この世にたくさんある。そのひとつのペアとしてアイスコーヒー「アイムソーリー」が挙げられる。しらべぇ編集部では、次のテーマを検証してみたい。

アイスコーヒーを頼むときに「アイムソーリーください」と言っても、果たして店員に通じるのか。


ルールは簡単。任意のお店へ出向き、真顔で恥ずかしがらずに「アイムソーリーください」と言うだけ。通じなかった場合は、3回目に「アイスコーヒーください」と言い直してよい

メンタルがやられる恐れがあるため、検証する店の数は3つが限界だ。さっそく、取材班は動いた。


①「アイムソーリー」in おしゃれなカフェ  

新宿区某所。そのカフェは、打ちっ放しのコンクリートがカッコいい、若い男女に人気のお店である。先にカウンターで注文するシステムだ。

「いらっしゃいませ」


若い男性店員が明るく出迎えてくれる。カウンターに置かれているメニューにはドリンク類が充実。アイスコーヒーも、もちろん、あった。心臓が高鳴る。

--あのう…アイムソーリーください

「えっ?」


--アイムソーリーください

「えっ…と」


店員の、困ったような表情。

「もう一度、お願いできますか?」


--アイスコーヒー…ください

全然、通じない。これが最初のお店での検証結果だった。傷ついたメンタルに、アイスコーヒーが沁みた。


②「アイムソーリー」inマクドナルド

お昼である。テリヤキマックバーガーのセットを頼む。セットには、サイドメニューとドリンクがつく。

「サイドメニューはいかがなさいますか?」


20代と思しき女性店員が丁寧に言う。

--サラダでお願いします。

緊張のためか、ふだん頼んだこともないサラダを謎に注文してしまう。

「ドリンクのほうも、お選びください」


これはイケるかもしれない。次に客の口から出てくる言葉が「ドリンク」であるという前提が、こうもハッキリとあるのだ! 期待できる。

--アイムソーリーください

「えっ」


--アイムソーリー…

店員さんが「?」という感じで見つめてくる。耐えきれなかった。

--アイスコーヒーにします

これが現実だった。本日、2杯目のアイスコーヒーをぐっと飲み干す。 とうとう、ラストチャレンジへ。


③「アイムソーリー」inセブンイレブン

--アイムソーリーください

店員の方は中年くらいの女性だった。

「えっ?」


もっともな反応である。ここでも、だめか。諦めかける一歩寸前、最後の望みとして、取材班はこう頼んでみる。

--アイムソーリーのレギュラーください

「あっ…アイスコーヒーですね。あちらのアイスボックスの中から、専用のカップをお持ちになってください」


通じた! 最後にして、やっと。

ご存知の方も多いだろう。セブンイレブンのアイスコーヒーには、「レギュラー」と「ラージ」の2種類があるのだ。


検証結果

「アイスコーヒー」を頼むのに「アイムソーリー」と発音するのでは、通じにくい。ただし、サイズなどの情報を加えると「アイスコーヒー」として取ってくれる場合もある


恥ずかしさで相当メンタルがやられるため、「実際にやってみては?」とおすすめはできない。だが、勇気あるチャレンジャーはぜひともやってみてほしい。

ただ、店員さんを困らせてしまうので、言い直しは2回までだ。

・合わせて読みたい→カフェオレとカフェラテの違いって?実は取捨選択いらない!?【スタバでの攻略法付き】

(取材・文/しらべぇ編集部・倉木春太

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