素手ノックは体罰?野球経験者からは「普通」の声が出て議論に

2016/05/21 21:00

Jupiterimages/Stockbyte/Thinkstock
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徳島県の軟式野球チームの監督が、外野ノックの打球を手で捕球するよう強制したことが判明。これは度重なる落球に立腹し命じたもので、「体罰」だったという。

素手ノックをされた生徒は手の腱を断裂するなどの怪我を負い、保護者が教育委員会に相談。この件のほかにも、部員にボールを投げつけるなどの行為を繰り返していたそうだ。


■体罰かどうかは意見がわかれる

野球部やサッカー部など、体育会系の部活動では強豪になればなるほど無謀とも思える練習が繰り返され、体罰についてもスポーツ部ならある程度は当たり前という考えがあった。

しらべぇ編集部の調査によると、教師から体罰を受けたことあると答えた人は40代を境に激減

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原因はさまざまなものがあるが、時代の流れとともに、「体罰」と感じる行為が広がっていると思われる。今回の「素手ノック」についても一部の学校では「手で捕球する感覚を養うため」と称して練習に取り入れていた野球部も存在する。

それだけに、今回の徳島のケースについても「体罰とはいえないのではないか」「練習の一環で騒ぐことではない」との指摘も。一方で、「子を持つ親として許せない」との声もあり、意見がわかれている。


■体罰ギリギリの習はほかにも

学生時代野球部に所属した人に話を聞いてみると…

「私は三重県の野球強豪校でプレーし、甲子園にも出場しました。部員が100人いたので、ふるいにかけるための練習は壮絶でしたよ。


素手ノックももちろんあって、自分たちの場合は硬式ボールを至近距離でノックされて、それを手で捕球していました。骨折したり、顔にあたったりしましたよ。でも、『体罰だ』みたいな話は出ていません。そういう時代だったんでしょうね」(30代男性)


「大学時代試合に負けたことに監督が怒って、全員丸坊主になるよう命令されました。また、『走りこみが足らない』ということで、3時間位延々とランニングさせられていたこともあります。今なら、問題になるでしょうね」(40代男性)

「体罰かどうかはわかりませんが、全寮制の野球部だったので、試合の後に先輩からいろいろとご指導いただくのがイヤでした。体罰とかはなかったですけど、やっぱり厳しいことは言われました。


でも、それは運動部なら当然のことじゃないですか。素手ノックくらいで保護者が教育委員会に相談てちょっと甘すぎるんじゃないですか」(50代男性)


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(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

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