デイリーヤマザキの『大きなシュークリーム』が本当にデカすぎた
山崎製パン株式会社が運営する、コンビニチェーンといえばデイリーヤマザキだ。「デイリーホット」ではさまざまな甘味パンや惣菜パン、弁当が販売されていて、味わったことのある人も多いはずだ。
どうしてもパンのイメージが強いデイリーヤマザキだが、じつはスイーツ部門も近頃充実しているらしい。コンビニスイーツといえばセブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンなどの大手がしのぎを削る分野だが、一体どれほどのクオリティなのだろう。
■サイズ感にびっくり!
取材班が購入したのは「大きななめらかカスタードのシュークリーム」と「大きなホイップ&カスタードシュークリーム」の2種類。その名前を語るだけあって、実際かなり大きい。
手にとってみると、その大きさがおわかりいただけるだろうか。ソフトボール大のサイズだが、じつはこれで110円という価格設定。
「うーん、大丈夫かなこれ…」と、普段コンビニスイーツをそこまで食べない取材班には「安かろう=マズかろう」の構図が浮かんでしまう。
しかし、食べてみるとびっくり! めちゃくちゃまでとは言わないまでも、普通に美味しいのである。カスタードは口どけがよく、非常になめらかなタイプ。どことなく、上品さを感じさせる甘さだ。
外側のシューのほうは、しっとりしていて卵の風味が強い。パティスリーで買うもののようなサクサク感はないが、十分にウマいと言えるクオリティである。
こちらは「ホイップ&カスタード」のほう。ホイップのさわやかな風味がカスタードの甘さとマッチし、これまた非常に食べやすい。2個目にも関わらず、ぺろりと完食してしまった。
どちらのシュークリームも、全体のバランスがとてもよく、控えめな甘さでずっと食べていられる、そんな一品であった。
ちなみに、シュークリームを横から見るとこんな感じ。通常、長い時間陳列されると生地のふんわり感はなくなっていくが、このシュークリームは分厚いままである。ヤマザキの、パンへの知見がここにも発揮されているのであろうか?
マイナーなイメージのデイリーヤマザキだが、商品力は決してあなどれないようだ。
・合わせて読みたい→ゴディバに匹敵!くら寿司の『ショコラスムージー』が激ウマ
(取材・文/しらべえ編集部・岡本拓)