仕事にまつわる「しないで済むなら絶対しない」トップ5
「仕事だから」という一言で心に麻酔をかけて、面倒なアレコレをこなしていく社会人。とはいえ、もしやらなくて良い、となったらどんなことを放棄するだろうか。13,657人に5つの中から選んでもらった。
■おっさん臭さの元凶だからやめたい
“サラリーマンのユニフォーム”とも称されるネクタイ、スーツ。これをしないで済むなら楽、という意見が4位5位に並んだ。
スーツは、日本の気候に100パーセント合わない。不合理
毎日着るのに毎日洗えず、メンテナンス性が最悪。おっさんの臭いの元凶だと思う
(ネクタイの)首を絞める息苦しさに慣れない
社内の人しか会わないのにうちの会社は着なくてはならず、ほぼ制服や作業着と同じ感覚になってしまった。毎日かっこよくスーツを着られる人は尊敬できる
など、得票数のわりには多くの否定的な声がしらべぇ編集部に寄せられた。本来、正装としてのスーツはスタイリッシュなものだが、現実との間に埋めがたいギャップがあるようだ。
■女性にしかわからない出費
勤務日を自由にしたい欲求は意外なほど高いとわかった。シフト勤務になるとそれはそれで悩みも生まれそうだが、理由を探ってみよう。
こよみ通りの出勤だと世の中と同じなのでレジャーも混むし、平日の役所や病院への通院で苦労する
シーズンによって変動がある仕事なので、暇な時期の平日フル出勤は、マジで無駄
また、メイクについては全体の約3割の票が集まった。
時間もかかるし、肌荒れのもと
淡い色の服についたり、子どもの顔にもついてしまうので気になる
男性は知らないでしょうけど、けっこうな出費です
という女性の意見が集まった。たしかに、個人差はあれども女性が月にどのくらい化粧品にコストをかけているか知らない男性のほうが多いだろう。ポーラ文化研究所の「女性の化粧行動・意識に関する実態調査2014」より「スキンケア、ベースメーク、ポイントメーク」の平均金額を合算すると、6945円/月。スマホをもう一台契約できそうな負担である。
■出社ルールがほとんど嫌がらせ
全体の4割を占めたのが、出勤。
通勤で毎日電車の中で2時間も消費していることをどうにかしたい。満員なので資格の勉強などもやりづらいし、そもそも疲れてできない
少なくとも社内の打ち合わせはスカイプで済ませられるはず!と大声で言いたい(が、言えない)
毎日ほとんど客先なので自宅から直行直帰だけで済ませたい。だが、タイムカードを押すためだけに会社を経由しなくてはいけないルールがあり、ほとんど嫌がらせレベル
いまやリクルートなどの大手をはじめ、IT系企業も在宅勤務制度を推進しているところが多い。そういった事例を見聞きすると「自分の仕事も在宅で回せるはずなのに」という疑問がふくらむのは当然だろう。
(文/しらべぇ編集部・伊東宏之)
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