『真田丸』豊臣秀吉も激怒!自分の種でない子を「托卵」される男たち

エンタメ

2016/05/22 18:30

妊婦と男性
joka2000/iStock/Thinkstock

大人気のNHK大河ドラマ『真田丸』。今夜放送の第20回「前兆」では、豊臣秀吉の側室となった茶々が懐妊。しかし、それを批判する落書きが書かれたとして、残虐な処罰が行われる様子が描かれる。

事件は1589年(天正17年)。この出来事は「聚楽第落首事件」とも呼ばれ、同時代の資料『多聞院日記』や『言経卿記』にも記録されている。落書きされていた言葉は定かではないが、一説には…

「大仏の 功徳もあれや槍かたな 釘かすがいは 子宝めぐむ」


という歌だったと言われる。秀吉がその前年より実施した「刀狩令」は、方広寺の大仏建立を名目に行われた。

それを引き合いに出すとともに、「多くの妻がいても恵まれなかった子宝が茶々との間にできたのは、仏の力では?(=神がかり的でありえない)」と揶揄する内容だ。


■番兵や関係者80名以上が処刑

記録では、落書きされた夜に城の警備を担当していた17名が耳と鼻を削がれ、磔となって処刑。また、捜査線上に浮上した尾藤道休という容疑者を切腹させ、その家族を含む66名が京都六条河原で磔にされたという。

この6年後に自らの甥(姉の子供)であり、関白として豊臣家の後継者だった秀次を切腹に追いやり、妻子や家老などが斬首・切腹させられた事件の予兆とも感じられる。

自ら子を産む機能のない男性にとって、妻が他の男性の子を孕むことは禁忌であり、かすかな疑念であっても最高権力者ですら狂わせるのかもしれない。


■「他の男の種」は意外と身近に?

しかし、芸能界でも大沢樹生・喜多嶋舞元夫妻の長男が、DNA鑑定によって大沢との親子関係を否定されたというニュースも、昨年話題となった。

また、しらべぇが昨年お伝えした調査結果では、9.6%の男女が「夫以外の男性とつくった子供を夫に育てさせている女性が、知人にいる」と回答。

托卵女子

ネットなどでは、鳥のカッコウになぞらえて「托卵」と呼ばれるこうした行為。不用意な不倫や裏切りは、ドラマのように大きな悲劇を生みかねない。

・合わせて読みたい→豊臣秀頼は「不倫の子」?実父と疑われる4人を検証

(文/しらべぇ編集部・盛山盛夫