熊本地震から早1ヶ月…現地に行かなくても私たちができること

社会

2016/05/24 20:00

ボランティア
©ぱくたそ

2016年4月14日21時26分、熊本県を震源とした震度7の地震が起きてから、早1ヶ月。今も小規模ながら断続的に余震が続くが、東日本大震災などの教訓を得て、ボランティア活動も各地で行なわれている。

しらべぇ編集部では、「国内で震災や災害があった時、ボランティアに行ったことがある」人はどれくらいいるのか、全国20〜60代の男女1,365名を対象に調査をしてみた。


■現地でのボランティア経験者は4.9%

その結果、実際に現地へボランティアに行ったことがあるという人は、4.9%。1割を切り、ごく少数であるとわかる。

ボランティア

ボランティアに行きたい気持ちがあっても、なかなかすぐに行動に移せるものではないようだ。


■ボランティアに行ったことがない人の意見

編集部では、ボランティアに行ったことがない人に、その理由を聞いてみた。

「『ボランティアには行くな』と『ボランティアに行こう』という両極端の記事を読んだりして、何かしたい気持ちはあっても、実際にどうしたらいいのかがわからなかったです。


だから募金をしたり、できることをしようという気持ちに切り替えました。正しい情報を自分の目で判断することの必要性を、改めて感じました」(20代男性)


とくに震災や災害などのボランティアは、さまざまなことに配慮しなければならない。

というのも、災害が起こった時点では情報が錯綜しており、被害情報を把握するのが困難な場合も。また実際現地へ赴いたとしても、ボランティアに行った人が災害に遭う危険性もあるのだ。

実際、熊本大地震の際にも「メディア陣の被災者への配慮が足りない」「物資の分配に差がある」「正確な情報が得られない」「募金詐欺」など、さまざまな問題が起こった。


■今、私たちにできること

断続的な余震も徐々におさまってきた今、私たちにできることはなんだろうか。

被災地の様子をテレビで報道することは少なくなったが、芸能人がボランティアで訪れているというニュースはよく耳にし、継続的な支援が必要だと訴えている。

バラエティ番組『SMAP×SMAP』(フジテレビ)の番組の最後では、SMAPメンバーが東北大震災を風化させないために、支援金の呼びかけを5年間してきた。最近では、熊本地震への募金も呼びかけるようになっている。

たとえ現地へ赴かなくても、私たちにできることはたくさんある。

①義援金・寄付金による支援

②被災地の品物を買う

③被災地に行く人を支援する

④メッセージによる支援

⑤風評被害を広げない

⑥買占めをしない

<参照>ふれあいネットワーク 熊本県社会福祉協議会


今後も、継続的な支援が必要になることは明らかだ。「忘れない」「風化させない」という気持ちも含め、今だからこそ自分にできることを考えてみてはどうだろう。

(文/しらべぇ編集部・山吹彩野

qzoo調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo 
調査期間:2016年4月22日~2016年4月25日
対象:全国20代~60代の男女1,365名(有効回答数)