舛添知事も当てはまる?「仕事ができない首長」の特徴を部下に聞いた

社会

2016/05/29 18:00

(画像はYoutubeのスクリーンショット)
(画像はYouTubeのスクリーンショット)

政治資金の不正流用が取りざたされている舛添東京都知事。有権者の彼に対する失望は、これまでしらべぇが報じてきたとおりだ。

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そのお役所の内部について、我々が普段知り得ることは少ない。スキャンダルが起こったときでなくとも、無残な仕事ぶりを発揮している可能性もあるだろう。

そこでしらべぇ取材班は、実際に知事や市区町村長といった「首長」の下で働いたことがある「自治体職員経験者」に、彼らの仕事ぶりや困ったことをたずねてみた。


■ 知事や市長の関心分野だけ「神対応」

「政治家はそれぞれ、売りにしている分野があります。得意分野は怒涛の勢いで条例を制定し、予算も人員も費やすという神対応。


かたや、関心がない分野はなおざりでクレーム地獄に。速やかに対応できず、職員はジレンマに陥ります」(30代女性)


■ 風見鶏タイプは「トラブルは部下のせい」になりがち

「世間の風潮で、意見をコロコロ変えるタイプっていますよね。自分のイメージや目先のことが最優先です。


そういう人は、批判されると突然『部下から聞いていない』と繰り返します。『何度も言った! 判断したのは、あなた』と本当は言いたいんですが…。


この手のタイプは、部下を守るつもりは毛頭ないので、矢面に立つときは怖いものがあります。とくに警察や消防などの危機管理部門の人は、つらいのではないでしょうか」(30代男性)


■ 実務をする側なのに「批評家」のまま

「民間企業でも突然、批評家が社長になっても経営はうまくいきませんよね。批評家の視点のままの人が組織を統括すると、全体がおかしくなっていきます


組織の人員配置から業務委託した会社の対応に至るまで、トップが把握すべきことは多いので」(40代女性)


■トラブルを起こさない真摯な首長の特徴とは

これらの特徴は、「企業のよくない経営者」と近い部分がありそうだ。さらに話を聞いてみると、首長がどんな人かわかるのは、「着任後に業務の説明をしたとき」だという。

「地方自治体が網羅する分野は多岐にわたります。首長はポイントを把握し、決断する立場。最初はたいてい、各部署の職員が交代で、各業務のプレゼンをします。


そのときに詳しくない分野を真摯に知ろうとする人なら、トラブルは少なくなると感じます」(50代男性)


さらに彼は、「しっかりした人がトップに立つと組織全体が良くなるので、たとえ厳しくても職員からも慕われ、政党を超えて住民から支持されていきます」と付け加えてくれた。

首長を選ぶのは地元住民自身。一口に首長の無能さを指摘することもできるが、有権者ひとりひとりが、「選ぶ目」を養っていくことも肝要だ。

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(取材・文/しらべぇ編集部・大空美南