桂歌丸が文部科学省から表彰!一方で新しい『笑点』の評価は…
50年にわたって出演した『笑点』(日本テレビ)を降板した桂歌丸が31日、馳浩文部科学大臣から「卓越した話芸で落語の発展と普及に多大なる影響を与えた」として表彰された。
歌丸は「私の生涯で一番すごい思い出」などとコメントしたうえで、自身の今後については「落語一本で進む」と話し、噺家としてのさらなる活動に意欲を示した。
■昇太司会は高評価も…
桂歌丸が降板して初めての放送となった29日の『笑点』は、新メンバーが誰になるのかが話題となり、高い注目を集めた。春風亭昇太の司会については、若手大喜利の実績もあり、おおむね良好だったよう。
春風亭昇太さんの司会、概ね好評なようで。たしかにテンポが良くて軽快だし、声も高くて案外司会向きなのかも。まだ多少ぎこちないけど、若手大喜利などの司会経験もあるので、じきに慣れてくると思う。小学校低学年からずっと笑点ファンなので、新しい笑点に期待。
— ウモ【埋もれた古城】 (@umoretakojo) May 29, 2016
しかし、歌丸ロスを指摘する声もあり、意見がわかれているようだ。
福山ロスで仕事を休むOLさんがいたのに。
桂歌丸さんロスで傷心ハートブレイクの私を、職場で誰も理解してくれない。はぅ。
小学生の頃からのファンなのに。
歌丸さんの勇退。永六輔さんのラジオ終了。
言の葉を生業としている方々が、メディアから離れていくのは、淋しいです。— HARUKO (@wakonyousai0430) May 30, 2016
ちなみに、しらべぇ編集部がアンケートサイト「マインドソナー」で「歌丸師匠が降板はさみしいと思うか」聞いたところ、5割が「思う」と回答。
降板理由が「体力の限界」だけに致し方ないが、やはり50年日曜夕方の顔として出演した歌丸がいないことにさみしさを感じている人は多いようだ。
■新メンバーの林家三平には厳しい声
春風亭昇太の司会者昇格に伴い、新大喜利メンバーとなったのが2代目林家三平である。ファンの間では春風亭一之輔や大物の立川志の輔ではないかと噂されていたが、フタを開けてみれば落語家としての実力に賛否両論のある三平だった。
それだけにファンの反応も微妙で、中には憤りを感じている人も。
笑点新メンバー
林家三平 というか、こぶ平だっけ?どうでもいいや。
がっかり
がっかり感がハンパない— ねこねこ (@hawkscat) 2016年5月29日
歌丸も「面白かった」と太鼓判を押し、概ね好評だった新『笑点』だが、三平については、今後他の先輩たちに置いていかれないよう、精進していく必要がありそうだ。
■ファンの思いはさまざま
ファンに歌丸や『笑点』の今後について聞いてみると…
『笑点』を降板した歌丸と新しいメンバーの今後に注目したい。
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(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)