「ジューンブライド」はもう古い?今でも憧れる人は…

2016/06/01 08:30

©ぱくたそ
©ぱくたそ

この時期になるとテレビや雑誌でよく見る、ジューンブライド。6月に結婚すると生涯幸せになる…という言い伝えだ。

しかし、しらべぇが以前調査したように「梅雨に結婚式なんてやめてくれ!」と思う参列者が多いのも事実。では、式を挙げる側はどうなのか。


◼︎ジューンブライドはもう古い!

編集部が「ジューンブライドに憧れているか」を尋ねてみたところ、全体では3.9%とごくわずか。言葉だけは定着したが、実際にするかと言われると別問題のようだ。男女で比較しても、ほぼ差がない。

ジューンブライド

「憧れのジューンブライド!」なんて煽り文句に、もう効果はないのだろうか。


◼︎女性たちが憧れない理由は?

編集部では、ジューンブライドをどのように思っているのか、女性たちに話を聞いてみた。

「友達の結婚式が6月で、雨が降ってしまい大変。私は絶対やめよう…と思いました」(30代女性)


実際に人の結婚式で大変な思いをしたという意見。たしかに着飾った状態で、なおかつ引き出物など荷物もあるのに…と実感したら、なるべく雨は避けたくなる気持ちもわかる。また、こんな声も…

「ガーデンウェディングにしたいので」(20代女性)


最近増えているのが、ガーデンウェディングだ。「外でフラワーシャワーや写真撮影をしたい!」と憧れる女性が多く、雨の確率が低い日程を選んでいるよう。


◼︎それでもジューンブライドに憧れる人の傾向は…

あまり憧れの対象ではなくなってしまったジューンブライド。それでも、「6月にあげたい!」と思う人には、ある傾向が。

ジューンブライド

なぜか、一人っ子は憧れが強いと明らかに。一人っ子はわがまま…なんて言われるが、小さい頃からの夢を諦められない、実現したい人が多いのかも。


海外やリゾート、ガーデン、クルーズなどなど、結婚式の種類も増えている今。式をあげる時期よりも内容に凝るようになってきているのだろう。

一生に一度の結婚式。パートナーと結婚を考えている人は、どんな形であれ、ふたりが幸せを感じられる式になるよう納得いくまで話し合おう。

・合わせて読みたい→「ジューンブライド」はホテル業界の策略?梅雨の結婚式を迷惑に思う割合は?

(取材・文/しらべぇ編集部・たつきあつこ

qzoo調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo

調査期間:2016年5月20日~2016年5月23日
対象:全国20代~60代の6月に結婚していない男女1,297名(有効回答数)

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