子供が苦手な人の割合を調査!男女で意外な違いが…
子供を見れば「かわいい!」と、笑顔で見つめる女性。そんな姿が、当然のものだと思っている人が多いだろう。しかし世の中には、「子供があまり得意ではない」という人がいるのも確かだ。
しらべぇ編集部が、全国の男女に「子供が苦手」かどうかについて調査をしてみたところ、該当したのは約3割。
3人に1人は、子供が苦手と感じながら日常生活を送っているのだ。
■女性には母性があるので男性よりも子供好き…でもない!?
結果を男女別で見てみると…。
意外にも、男性よりも女性のほうが子供が苦手な人が多い。女性には母性があると言われるが、全員が持ち合わせていているわけでもなさそう。
編集部が取材した40代女性は、一児の母だ。
「昔から、あまり子供が好きではありませんでした。だから自分が親になるなんて考えられなかったけど、自分の子供はかわいいものですね。ただ今でも、他人の子にはあまり興味がないのが正直なところ」
自分の子供には母性が働くが、他の子にはそうはならないよう。
■ひとりっ子は子供が苦手な人が多い?
また調査の結果、ひとりっ子かそうでないかでも違いが出ると明らかに。
ひとりっ子の約半数が、子供が苦手と回答している。ひとりっ子に限らず末っ子にも当てはまるが、自分より小さな子と接する機会がほとんどないまま大人になった人が多い。
またひとりっ子の場合にはひとり遊びを好む子もおり、それも小さい子と遊ばない一因になっていると考えられる。こうしたことが、大人になった今でも苦手意識としてつながっているのか。
■子供が苦手だった女性が子供好きになるまで
30代の独身女性は、編集部の取材に対して次のように答えている。
「私はひとりっ子だし、親戚も自分より年上ばかり。ほとんど子供と接する機会がないままに、大人になりました。なので子供が嫌いというよりも、どう接していいのかわからなかったんです」
そんな彼女だが、年齢とともに気持ちの変化が。
「周囲の友達が結婚して子供を産んだら、会うにも子供が一緒が当たり前に。最初は苦手なのを隠して、『かわいい!』とぎこちない手つきで抱かせてもらっていました。
でも何度も会ううちに、本当にかわいいと思えてくるようになったんです。今では町を歩く小さい子にも、自分から手を振るくらいに。そんな風になるとは思ってもなかったので、自分でもびっくりしています」
子供が苦手と公言をすれば周囲から反感を買う可能性が高いので、自分でもどうにかしたいと悩んでいる人もいるだろう。
もし今まで子供とふれあう機会がないせいで苦手なら、自分から積極的に絡んでみると子供のかわいさに気づくかも。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年5月20日~2016年5月23日
対象:全国20代~60代の男女1,378名 (有効回答数)