中華で立ち飲み!五反田『呑ん気』が安ウマで毎日帰りたくなる
安くて美味しい居酒屋の多い東京・五反田。どこに行こうかついつい悩んでしまうが、立ち飲みで中華が食べられる珍しいお店がある。それが『呑ん気』だ。
人気の旅バラエティ番組『吉田類の酒場放浪記』(BS-TBS)にも登場したこのお店。しらべぇ編集部は、さっそく『呑ん気』を訪ねてみた。
◼︎常連は「おかえりなさい!」
お店に入ると、「おかえりなさい!」の声が響く。常連の人が訪れると「いらっしゃい」ではないのだ。このアットホーム感がまたいい。
みなが頼むのはバクダン。焼酎をビールで割ったものだ。これが飲みやすくて、ついつい進んでしまう。
中華が名物だが、刺身も美味しい。キャッシュオンスタイルなので気軽に頼める。灰皿にお釣りを乗せてくれるので、そのまま利用しよう。
シメサバは、ちょうどいい酸味で美味しい。鮮度がいいため臭みもなく絶品だ。お酒にもぴったり。
◼︎お楽しみの中華!
目の前で中華鍋をふるって作ってくれる中華料理は、中華料理屋と同じ、もしくはそれ以上の味だ。
レバニラを頼んだのだが、レバーが分厚い…! もやしもニラもたっぷり入っており、これだけで満足できる量だ。他にもチンジャオロースや麻婆豆腐もあり、しっかり中華が楽しめる。ちゃんと食べたいときにもぴったり。ちなみに、この量で340円だ。
◼︎名物はローストポーク!
『呑ん気』の一番の名物は、このローストポークだ。薄っぺらいチャーシューを想像していると面食らう。かなり分厚いのだ。しかも柔らかい。
こういった居酒屋のものはパサパサしている…なんて思い込みを吹き飛ばすうまさだ。味付けが濃いめで、これがまたお酒を誘ってしまう。これでたったの240円。どれもこれも安い。
常連客も多いが、一緒にカウンターに並ぶとすぐに打ち解けられる。「一見さんお断り!」な雰囲気は微塵もない。中華鍋をふるっていないときのおじさんは饒舌だ。
ドアはなく外から様子もうかがえるので、立ち飲みって怖いな…と思っている人にほどお勧めしたい。一度行けば「おかえりなさい!」が聞きたくて、ついつい帰ってしまうだろう。
【呑ん気】
住所:東京都品川区西五反田1-2-6
営業時間:16:30~23:00(土・日・祝日 定休)
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(取材・文/しらべぇ編集部・たつきあつこ)